カントリーロード

 2015年1月に初めて入店。場所はソイカウボーイ。MRTのスクンビット駅を出てソイカウボーイに入る左側。このあたりは両側に似たような店があって、ごく普通のライブミュージックをやっているだけなのに、表の通りに勧誘の子達がいっぱい並んでお客さんを呼び込んでいます。

 ただこういった店に入るのは、圧倒的に欧米人が多いようで、入ろうとする意思をはっきり見せない限りアジア系の人への勧誘は少ないように思います。

 このときは掲示板で知り合ったSさんと入店。Sさんの話によれば、我々の年代が懐かしく感じる曲をやっているということでした。

 というわけで二人で店の前に行き、「入りましょうか?」と相談していると、さすがにお店の子達が寄ってきて、そのまま入店。

 内部は通常のゴーゴーよりちょっとだけ広めの空間があり、左奥にバンドのステージ。その近くにダンス用?と思われる若干の空間。そのステージを取り囲むようにテーブルが配置されています。収容人数は50人ぐらい?

 というわけで入った瞬間に感じたのは音量の大きさ。私の耳には辛かったです。ゴーゴーの比ではなく、ともかく耳元で話をしてもそれが聞こえないぐらい。

 私の耳はもともとクラシック音楽に慣らされていますので、想像外の音量に圧倒されました。それでも周囲を見回すと、ドラムのリズムに身をゆだねて陶酔感に浸っているような人も見受けられて、この人たちの音感はいったいどうなっているんだ?と疑問を感じました。

 しかし最初に入店したときの演奏テクニックは、我慢してじっと聞いていると、「おっ結構良いじゃないか」と思わせるものでしたから、バンドの力量はあるのかもしれません。

 ただし休憩を挟んで交代した2番目のグループは、音のミキサーの配分が悪く、特定の楽器音が強調されたり、ボーカルの音が聞こえなかったりで、こちらは単に音がでかいだけという印象です。

 というわけで、まあ要するにバンドのテクニックも二つしか聞いていませんが、結構差があるという印象です。

 一方客席側には、客の注文をとったり、話し相手になってくれるウエイトレスさんがふらふらとあちこち歩き回っていて、飲み物等を奢るとその場に座ってじっくり話をすることもできます。

 とはいうものの、上に書いたようにともかく音楽がうるさいので、タイ語や英語が堪能でないと、なかなか意思疎通が難しそう。他のゴーゴーに較べると英語も通じやすい印象でしたが、それを試そうにも相手の言葉が聞こえないのでは話になりません。

 まあそれでも一人者がフラッと立ち寄って、音楽の奔流に身をゆだねつつ、気の合いそうな子がいたら話をするというのも良いのかもしれません。

 ただし容姿や年齢の点では、ゴーゴーの子のほうに軍配が上がりそうです。ただ性格的には明るくて、飲み物を飲んで、すぐその場を立ち去るというようなことはないみたいです。

 もう少し音量の小さいバンドだったら、ゆっくり飲むのも良いかなと思える場所でした。外の座席で飲むという選択肢もあったかもしれません。

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