センセーションズ

2015年12月

 ウォーキングストリートのちょうど中央あたり、市街から行くと右側にある店です。表に呼び込みの女の子が5〜6人看板を持って立っています。その間を通り店内へ。入店してすぐに分かったのですが、ともかく音楽がうるさい。低音が響き渡っています。

 「こりゃまいったな」と思いつつ、促されるままに歩いていくと、奥に長いステージが二つあり、そこに両方合わせて40人ぐらいの子が踊っていました。ともかくものすごい人数でびっくり。

 容姿もきれい系、かわいい系、素朴系、やんちゃ系、その他様々で、事前に人気があると聞いていた店ですが、その理由が分かった気がします。

 「いやはや、音楽はうるさいけど、これは壮観だな」と思いつつ、しばらくステージを見ていると、暇そうで攻略しやすいおじさんだと思ったのか、やはり勝手に横に来て話し相手になってくれる子がいました。

 相手にとっては稼ぐためですが、私にとってはありがたいことです。ただこの子が教しえてくれたお出かけ料はかなり高額なもので、びっくりです。バカラやハッピーの倍近い値段でした。

 パタヤ三日目の最終日。もう1回訪問。しかしこの日は人数は多いもの、これはと思う子がいませんでした。バンコクやパタヤのゴーゴーは、同じ子が毎日いる場合もあるし、全く違う子が踊っていたりといろいろです。

 したがってたまたま入った時の印象で、その店全体の評価をしてしまうことは危険だなと思っています。3回行ってみればだいたい分かるかなとという感じです。

 この店では、私から少し離れたところに座っていた外人さんが、1000B札を何枚か20B札に両替したみたいで、厚さ3cmぐらいの札束を持っていました。

 それを見てステージ上の女の子が「私に私に」と指さして叫んでいます。すると30代だと思われる外人さんですが、椅子から立ち上がり、札束の一部を花吹雪のようにステージへ投げました。

 当然ながら紙幣がヒラヒラと舞い落ちるので、ダンサーやウエイトレスさんが必死になってそれを拾います。

 まあそういう遊び方もあるんだなと思いましたが、私にはとても真似できません。お金がもったいないのと、なんか小馬鹿にしているような印象があるからです。

 しかしこれが面白いと思った客もいたようで、ステージ反対側でも紙幣をばらまく人がいて、「音楽もうるさいし、こりゃダンスは楽しめないな」と思ったので、おとなしく退散です。

2016年5月

3日目の1店目

ここは大勢の女の子がダンスをしている店ですが、ものすごい騒音?音量?低音?の店だということを忘れていました。

 今食べたポークチョップが胃の中でダンスをするような低音と言えばよいでしょうか?しかしとりあえず入店してビールを頼んでしまったので、30分ほど鑑賞。

 しかし昨年感じた「こりゃ壮観だ」という印象はなくなりました。人数だけ多い、という言い方をすれば分かってもらえると思います。しかも女の子の視線は空中を彷徨っていますので、「こりゃだめだ」と判断。30分で出ました。

2017年11月

3日目の2店目

音楽がちょっとうるさいのですが、まあ我慢できるぎりぎりの範囲です。ただし低音を思いっきり響かせられると、今さっき食べた肉が胃の中で踊っているような感覚になります。

 日本人は静寂の中のちょっとした自然の音に侘びさびを感じる民族で、音に対する感性は鋭いものがあると思っています。

 それに対して欧米人は、パタヤのお店でもそうですが、耳をつんざくような、私に言わせれば騒音としか思えないロックの中でビールを楽しんでいますので、失礼ながら音の感性が鈍いのではという気がします。 

 従って欧米人の多い店では、必然的に耳を弄するような音量か、やたら低音を強調した音楽がかかっていることが多いです。

 さらにパタヤのゴーゴーは店内での喫煙者が多くて、煙に弱い私にはつらいです。この店では、音楽は何とか我慢しましたが、横にいた韓国系の若者がスパスパやるので、最初は我慢していましたが、途中で「もういいや。女の子どころじゃない」と思って退店。

 幸か不幸かステージの女の子の中に、それほど関心を惹く子がいなかったことも一因です。外に出てすっきり。「さてどうしよう」と相談し、人気があると噂されているゴーゴーにもう少しだけ行ってみることにしました。

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