2019年3月 パタヤのゴーゴーバー

1日目

 最初にどこに入ろうかなと迷いつつ、「まあこんなところかな」と思ったのが新しく開店したらしい「ピンナップ」という店。入ってみるとそれほど大きくない店で、ダンスを鑑賞するにはちょうどよい大きさ。

 しかし可もなく不可もないという印象で、記憶にほとんど残っていません。頼んだのはスプライトですが90Bでした。ドラフトビールを頼めばもう少し安くなるみたいです。

 店を出て、ふらりふらりと周りを見ながら歩いていくと、懐かしい「ハッピー」の文字が見えたので、そのソイへ。ハッピー手前の右側にあった店は閉店していました。

 つまりこの通りのゴーゴーは突き当りのハッピーだけ。しかし人気があるのか、私の前を歩いていた3〜4名の男性もまっすぐハッピー店内へ入っていきます。

 店内に入って驚いたのは店自体が以前より広くなっていたこと。さらに踊っている子たちの人数も多数。1ステージで30人以上。なんだかそれだけできらびやかさや豪華さを感じます。

 入り口を入ってほぼ正面のカウンター席に案内され、ここでもスプライトを頼んで目の前を見ると、多数の足が見えます。そのまま視線を上にあげると、目の合った子がほほ笑んでくれ、古き良き時代?のゴーゴーの印象。

 よく見ると必ずしも美形ばかりがいるわけではないのですが、どの子も愛想が良さそうなので気分的には落ち着きます。というわけで、ここで少しのんびりしましたが、話し相手は見つからず。

 またスプライト代は145Bと強気の設定でした。ナナプラザのレインボー系並みですね。

 まあこんなもんだろうと思ったのです店を出て再びぶらりぶらりと歩いていたら、入り口付近まで戻ってしまったので、その近くにあって、かつて印象の良かった「タブー」へ。

 しかし奥に長い店で、この時は奥に行く途中でたばこの煙を強く感じたので、途中でUターン。「たばこは嫌いなので」と入り口のお兄ちゃんに言い訳を言って出てきました。

 そこから少しまた通りを歩いて入ったのが「バイパス」という店。ここではオレンジジュースを頼みましたが、ここも強気の値段設定で140B。

 しかしステージ上の子は人数も少なく、やる気もあまりなさそう。客が少ないのでしょうがないのかなと思いましたが、愛想もなさそうなので早々に退散。

 「初日だからまあいいや」と思いながら10時半には部屋に戻って就寝です。


2日目

 食事を終えたのが8時ちょっと前。会計を済ませてウォーキングストリートへ。早くも激しいロックが聞こえてきます。

 そのうるさいロックをまったく気にしないで、バンドのそばでビールを飲んでいる欧米人多数。聴覚が少しおかしいのではと感じてしまいます。

 多数の人の動きを予測しながら、テレビゲームのように人を避けて歩き、奥に進んでいきます。歩きながら「どこの店に行こうかな」と考えていたのですが、こういう時は人気店だろうと思いバカラへ。

 パタヤのバカラはバンコクのソイカウボーイのバカラよりは入りやすいなと感じます。ソイカウボーイの店は、人気店故、入り口で飲み物を買わないと入れないという制約があるからかもしれません。

 カーテンをくぐって中に入ると、すでにお客さんは8分の入りで、ステージ上はさすがに美しい子が多い。

 「うへえ、さすがバカラは壮観だな」と思いつつ、注文したスプライトを飲みながらボ〜っと見ていると、一人だけ私のほうを見てほほ笑んでくれた子がいました。
 
 ちょうどダンスの時間が終わる直前で、ステージから降りてくるとそのまま横に来ました。飲み物をおごって、ちょっとお話。

 しかし若き美女と貧相なシニアでは、たとえ日本語であっても話はなかなか通じません。ましてや私はタイ語は全くダメ。

 相手の子も英語はほとんどダメとくれば、10数分で話は尽きてしまいます。話の旨い人ならさらにうまく話題を提供するのだと思いますが、日ごろから無口な私には苦手なシチュエーションです。

 基本的にはそういった子が横にいてくれればよい、というのが私のスタンスですが、それだと相手も間が持たないようですね。

 というわけで、30分ほどでチップを渡して退店。時刻は8時半。「まだまだ遊べるな」と思いながら、昨日の印象が良かったハッピーへ。

 再度店の規模を確認しましたが、やはり店はかなり大きくなっていました。正面ステージだけでなく、左右にも新しくサブのステージが出来ていて、一度に踊っている人数が全体で40人ぐらい?

 これがどんどん入れ替わるので、総勢100人前後?ちょっと想像がつきません。ただ贅沢ですが、話をしたいなという子には巡り合わず。

 最初にバカラを見てしまったので、どうしても容姿の点が気になることは間違いなさそうです。というわけで、店を出て今度はLKメトロへ。

 ソンテウに乗って、アレカロッジに向かうアーケードのあたりで下車。昨晩と同じようにステーキハウスの間を抜け、ビアバーの脇を通り、アレカロッジを右に見てその先を左折。

 ウォーキングストリートの喧騒に比べると、一気に静かでレトロな雰囲気になりますね。個人的にはこちらのほうが、バンコクのパッポン2に似ていて落ち着きます。

 道の途中で勧誘している女の子を見ながらぶらりぶらりと歩いていきますが、こちらは距離も短い。すぐにソイブッカオ側に出てしまいます。

 というわけで、事前の情報を調べもせず入ったのが「パラダイス」という店。客の入りは半分ぐらい。ステージ上のダンサーは10人弱でちょっと寂しい感じ。

 「こりゃだめか」と思っていたら、目の前で待機していた子がアピール。見ると割と気が合いそう。

 というわけでこの子とじっくりお話。時間的には1時間以上いた計算になります。素直な良い子でした。

 「一緒にどこかへ」という強烈な勧誘もありましたが、そこまでするつもりはないので、「明日また来るから」と苦しい言い訳をしてホテルに戻りました。


3日目

 ソイブッカオに出て、ちょうどやってきたソンテウに乗ってウォーキングストリート方面へ。

 パレスに入ると、ここは盛況。割と美しい子が多く、お客さんが多いのも良く分かります。バカラと似たようなレベルを感じました。

 しかし年齢のせいか、昔この手のお店で感じた情熱や高揚感、執着心が全くなくなり、30分もいると飽きてきます。余りに年齢差が大きいということなのかもしれません。

 もしかすると若干の倫理観による抑制が働いているのかもしれません。金の力で何とかするという感覚はあまり好きではありません。オレンジジュースを頼みましたが120Bでした。

 というわけで、次に向かったが、店の前の呼び込みに気合が入っていた「フォーレンハイト」。ここも割と盛況で印象はよかったです。水を頼んで100Bです。

 ただしステージを眺めただけで特に行動は起こさず。まあ「美しい子を眺められただけで十分幸せ」という、多少たそがれめいた気持ちもありますね。

 結局パタヤに来て入店した店は、ピンナップ、ハッピー、バイパス、バカラ、パレス、フォーレンハイト、LKメトロのパラダイス、ショーガールズの8店。

 容姿の点で点で優れているなと感じたのはバカラ、パレス、フォーレンハイトあたり。血気盛んな若い人なら楽しめると思います。

 愛想が良いなと感じた店はハッピー。良い子に巡り合えれば、じっくりとのんびり楽しめそうだと感じたのはLKメトロの店ですが、巡り合えるかどうかという部分が問題。

 というわけで、10時半には部屋に戻って大きなバスタブにゆっくり浸かって、パタヤの夜遊びが終了。

ゴーゴーバー


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