バンコクのクレジットカード事情と必要性

 これまで私が使っていたのは、メインのカードが楽天のVISA、サブがJALのJCBカード、そして職場で加入したJRのMASTERの3枚です。

 早期退職後、マイレージの貯めやすさを考えて、三菱UFJにゴールドカードを申請しましたが、その時の仕事の形態(非常勤講師)をそのまま書いたら不可になりました。

 こういったカードは正規の職業に就いている内に取得した方が取得しやすいと言うことがよく分かりました。

 ところがその後、2013年1月に職場から、JRのマスターカードは後数か月で利用を解除しますという通知が来ました。どうやら職場側の都合で、全面撤退と言うことになったようです。

 特に頻繁に使っていなかったカードなので、「まあいいか」と思っていたのですが、同時に機会があったら何か良いカードを探そうと思っていました。

 そんな折、アメックスが旅行者向けに新しい「スカイ・トラベラーカード」というのを発行するようになったと言うことを知り、ダメ元で早速申請。結果は無事審査をパス。というわけで、現在はこれをメインにして3枚のカードを必要に応じて使い分けています。


必要性

 では、本当にバンコク旅行でクレジットカードは必要なのかという話しですが、結論からいうとバンコクの場合は絶対に必要というわけではない、というのが私の感触です。

 ただ、あった方が何かと便利であるというのは間違いないようです。ではどんな時に使うか、以下にまとめます。

@ 信用の保証 

 クレジットカードは、個人の信用を保証するカードであるということです。要するに買い物をしてもカードで払えると言うことは、それだけの信用と資産があるとみなされるわけです。

 その場で現金で支払っても同じような気もしますが、カードのステイタスの方が現金よりより信用度が高いということなのかもしれません。ただしアメリカ等と違って、バンコクの人たちがカードのステイタスをどの程度理解しているかは不明です。


A 商品購入で使うことはあまりありません

 バンコクでは一般的な買い物や飲食店にカードを使うことはあまりないようです。高級なレストランでは使えますが、手数料がつく場合も多いみたいで、為替換算を考えるとそれほど有利になるわけでもなさそうです。


B ホテル等のチェックインで利用

 ホテルのチェックインで、何かあったときのために、とりあえずカードの提示(デポジット)を求められ、カードナンバーだけが記録されることがあります。何もなければこの記録は後日破棄されます。(現金を要求するホテルもあります)

 もちろんカードで宿泊代を支払うことも出来ます。多額の現金を持ち歩かないで済むということは助かると思います。


C 海外旅行傷害保険

 バンコク旅行に行くとき、海外旅行傷害保険に加入されている方が何人いるのかよく分かりませんが、私の場合は基本的にクレジットカードに付帯している保険で何とかなると考えて、保険には加入していませんでした。

 例え5日間ぐらいの期間であっても、普通に保険に加入すると数千円になると思われます。これを払うくらいなら、カードの会費に充てた方がよいと解釈しています。

 しかし60歳を越して、旅行先で体の不調を感じることも増えてきたので、最近は持病があっても加入できるAIGの保険に加入するようになりました。

 また、カードの保険は、そのカードを使って航空券等を手配した場合のみ適用されるという条項が多いことを知ったからです

 
D 空港ラウンジの利用

 カードによっては空港のラウンジを使うことが出来ます。実際に使ってみると分かりますが、混雑して高いレストランで食事をするより、軽食とはいえ好きなものを適当にとって、ゆったりとしたシートで時間をつぶせるのはありがたいです。

 その上最近はネット環境も整っていますから、メールチェックも気軽に行えます。


E マイレージポイントの獲得

 カードの利用状況によってマイレージポイントがたまり、これで特典航空券を利用することが可能になります。普段の買い物でもポイントがたまりますから、積極的に利用して、飛行機代を安くしたいなと思っています。

 ちなみに新たに加入したスカイトラベラーカードのショッピングポイントをチャイナエアラインのマイレージに移行し、通常の旅行によるマイレージポイントと合算して、これまでビジネスクラスの旅行を数回楽しんでいます。



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