吉左右
料理
スクンビット通りのロータリーから入り口を入り、奥のほうにエレベーターで7階へ。
外に出ると目の前には洋食のランチを提供しているレストランがあり、その右側に「吉左右」に向かう、ちょっとカーブした白い階段があります。
普通のレストランならこのあたりにメニューが置いてあるのですが、ここには店名の看板があるだけで、以前はここで引き返していましたが、今回はとりあえず階段を上ってみようと思い、ゆっくり上がっていきます。
しかし店の前にもやはりメニューがない!「ずいぶん強気だな。どうしようか?」と考えていたら、その姿をどこかで見かけたのか、突如案内係りと思われるおじさんが登場。
「メニューはありますか?」と聞くと、「こちらへどうぞ」と言うので、促されるままに入り口に近づくと、お姉さんがいきなり席に案内。当然メニューは渡されず、成り行きでそのままカウンターに案内されて着席。しばらくして、ようやくメニューに遭遇。このあたりのサービスもちょっと?
目の前には刺身やお寿司を握っている職人さんが4〜5名忙しそうに働いています。ネタも新鮮でおいしそう。テーブル席は結構埋まっていましたが、利用者の階層の違いを若干感じました。
今回食べたのは「カツ重」。これが350B。これに冷たいお茶60Bをつけて合計410Bですが、実際にはこれに税金とサービス料が加えられ483Bで1500円ぐらい。
この雰囲気で、この値段ならと思わないでもないですが、肉は日本の大衆食堂で食べるカツよりも固めで、味もまずいとはいいませんが、「うまい!」と叫ぶほどでもなかったのが残念。
セットなので、サラダや茶碗蒸し、味噌汁、漬物がついていましたが、味はどれもいまいち。茶碗蒸しは出来合いのものをちょっと暖めただけのようなぬるさでした。
正直雰囲気だけは高級感がありますが、「味はこんなもんか」とがっかりしました。テーブル席があんなに埋まっている理由が不明です。
もしかしたら選んだメニューが悪かったのかもしれませんが、なんだか高級ホテルでランチと言う楽しみが萎えてしまいました。
一応完食しましたが、ご飯の量だけは多かったので、結構胃にもたれました。支払いはクレジットカードで清算です。
483Bだったので、500Bでお釣りは貰わないという選択肢もあったような気もしますが、サービス料は含まれていますし、だからと言って17Bのお釣りを貰うのもなんとなく嫌だなと思いました。