パープルライン

 宿泊しているエータスルンピニを出てルンピニ駅へ。ここからMRTで北上し、終点のタオプーン駅へ。券売機ではその先のチケットは買えないようです。45Bぐらいでした。

 というわけで、その先の切符はどうなるのか、乗り換えはどうするのか分からないままに地下鉄に乗車。

 これまでの終点だったバンスー駅からタオプーン駅に向かう途中で地下鉄が地上に出て周りの景色を見ることができました。

 しかし「これはすごい」と思うような景色でもなく、高層ビルが減った程度です。

 乗り換えはスムースですね。パヤタイ駅のような構成で、MRTを降りてそのままホーム上を矢印に沿って前方に歩いていくと、50mぐらいでパープルラインのホームとなります。

 途中改札がないので、乗り換えはスムースですが乗り越しの切符はどうするのか?「まあいいや」と思って電車を待っていると、真新しい日本製の車両が到着。

 窓も大きく、快適ですが、座席は日本と違ってプラスチック。BTSやMRTもそうですが、座り心地はいまいちです。

 加速や減速はスムースで、窓は大きなもので、郊外の景色が良く見えます。

 ただしめぼしい景色はほとんどなく、ただただ住宅地と荒れ地が広がっています。15駅を30数分かけて走っているようです。

 車内は平日の昼間でしたから空いていました。通勤時間帯は混雑していると思われます。

 終点の一つ手前の駅のすぐそばにニュースになっていた巨大なショッピングモールがありましたが、降りて中を動き回るのも疲れるなと思い断念。



 結局当初はこの付近か終点で適当に下車して、周辺を歩き回るつもりでいたのですが、周辺の景色がほとんど変化しないので、そのまま終点まで行きユーターン。

 要するに単に行って帰ってきただけです。途中遠くの方にいくつかお寺らしき建物が見えましたが、変化があるのはその程度です。

 各駅周辺にはコンドミニアムと思われる建物や、1軒家、さらに同じような形の1軒家が並んだ区画があり、なるほど開発中の通勤圏なんだなと感じました。

 また列車そのものは高架を走るので、周辺に背の高いビルもほとんどなく、見通しは良いですね。

 帰りがけにガムペーンペット駅で下車。ところがゲートを通過できません。どうや終点まで行って帰ってきたことが分かってしまうシステムのようです。

 結局窓口で70B(タオプーン駅までの往復料金?)を払って通過。どういう仕組みになっているのかちょっと解せません。


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