場所・アクセス
BTSのウォンウェイヤイ駅で降りて、そのまま駅の高架を西に向かって300mぐらい歩くと、大きな交差点があるので、下の通りに降りて右折。
400mぐらい歩くと変形の交差点があるので、その細い道を左折。表通りからは見にくいのですが、50mほどの右側に駅が見えてきます。
地図
訪問時期
2013年
見所
ローカル鉄道の昔ならではの始発駅です。ここから列車に乗ると終点がマハチャイ駅。そこで渡し船に乗って対岸に渡り、再び列車に乗ると終点が有名なメークロン市場となります。
お勧め度
私自身は駅の見学だけの経験で、鉄道には乗車していません。ただ駅の雰囲気はいかにもローカルという感じで、昔の日本の路面電車の駅を思い出しました。
説明
BTSのウォンウェイヤイ駅の改札を出て、進行方向にある高架の遊歩道を歩きます。周囲を歩いている人はほとんどいません。ガラ〜ンとした道の両側をものすごい勢いで車が通過していきます。
途中に警備員さんがいましたが、何をしているのでしょう?ほとんど人気のない道を、1日特にすることもなく見張っていないといけないというのも辛そうです。
時折表れる表示を見て、300mほど歩いて右折。階段を下りて地上へ。観光客の姿は全くなし。そのままさらに北に向かって400mほど歩くと、左側奥に駅らしき物がありました。
ちょっとした路地を左折すると、線路が一つ。電車が停車していました。
手前にどこにでも見られる雑貨屋さん。そのちょっと奥右側にチケット売り場。
ちょうど電車の発車時刻らしく、駆け込んでくる地元のおばさんや学生さんが多数いました。改札はありませんので、電車のすぐ近くまでいけます。(短時間なら乗り込んでも問題なさそうです)
その昔、今から50年ぐらい前、東京のいわゆる山手線には省線電車(総武線だったかも)という焦げ茶のノスタルジックな電車が走っていましたが、色は違うものの、まさにその通りの電車です。
今の東京で言えば、下町の路面電車をう〜んと昔に引き戻したような風情です。(写真で見るときれいに見えます)
「なるほどこんな所か。ちょっと乗ってみるか」とも思ったのですが、帰りがどうなるか不安だったので諦めました。周囲はタイ語ばっかりなので、時刻表等がないと乗るのには勇気がいります。
なお駅近くの大通りからはタクシン王の騎馬像が遠望できます。