空港からバンコク市街へ

18.入国審査

 入国審査、通称イミグレは広い通路の先にあります。最近は整列体制が整って、ディズニーランドのような長い列が出来ていますが、その先は10箇所近いブースが開かれていますので、かなりスムースに進むようになりました。

 整列して待っていると、適当な人数をまとめて案内してくれますので、空いていそうな個別ブースの列に並びます。

 ちなみに中東系の人が多いと、待ち時間が長くなる傾向が強いです。どういう理由か分かりませんが、入国審査書類を、この場で書いている人が多いからです。

 日本人が多いと、割とスムースに進みます。1人1分弱です。書類を書いている人がいると、その人が通過するだけで5分ぐらいかかります。

 しかしここを急いで通過してもスーツケースが出てこないことも多いので、あまり焦る必要はないのかもしれません。

 審査はパスポートと入国審査書類を渡すだけです。なにやらいちいち書き込んだりしていますが、会話はこれまで一度もありません。

 ここを通過するとスーツケースの受け取りになります。


19.スーツケースの受け取り

 大きな電光掲示板があるので、自分の乗ってきた航空機のフライトナンバーを確認して、受け取りのターンテーブルを探します。

 コードシェア便だと、自分が乗ってきた航空会社が表示されていないこともあります。到着時間や出発空港を目安にして探します。

 指定された場所で待っているとターンテーブルが動き出し、ビジネスクラスから順にスーツケースが出てきます。自分の物を確認して、税関申告に向かいます。

 ちなみにガイドブックではスーツケースが出てこない場合、という記述をよく見かけますが、これまでハワイ、バンコク、ケアンズと40回以上旅行を楽しんでいますが、一度もそういった経験はありません。


20.税関

 税関はほとんどの人が無申告だと思います。よほど挙動不審と見られない限り声を掛けられることもなく、そのまま通過です。


21.出口

 税関を出ると、ついにバンコク到着です。この先は自力で市街に向かうことになりますが、交通機関の選択は基本的に四つ。

 一つがエアポートレイルリンク。空港の地下に駅があるので、ひたすら下に降ります。運賃は片道90B。

 もう一つが公共タクシー。乗り場は1階なので、これまた下に降ります。「PUBRIC TAXI」という表示を目安に移動しますが、受付カウンターは空港の外の道路沿いにあるのが面白いです。

 料金は、空港から乗る場合の手数料?50Bと高速を使った場合は100B前後。これに空いていれば250B前後の運賃が加算されるので400〜500Bといったところだと思います。

 出発フロアで、客を乗せてきたタクシーを使うという裏技もあるようですが、あくまで裏技ということで、私はお勧めしません。

 三つ目がリムジン。何人かで利用すれば、ちょっと豪華な雰囲気を味わえると思いますが、たぶん1200B前後だと思います。

 他にも、送迎を専門に行っている業者さんもいるので、それを利用する方法もあります。

 なおリムジンや送迎専門業者は問題ないと思いますが、通常のタクシーの場合、ホテルの詳しい場所を知らない場合があり、このときは地図を見ながら一緒になって探す必要があります。



自宅からスワンナプーム空港へ


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