BRT(高速バス路線)

BRTの券売機
BRT路線図
BRT改札
BRT改札

 2013年3月の旅行で体験。(以下旅行記の文章を加筆修正しています)

 乗り方ですが、先ずはBTSのチョンノンシー駅へ。そのまま進行方向に歩いていきます。かなり広い通路ですが、歩いている人は少ないです。数百m歩くと正面に駅らしい建物が見えます。

 近づくと左側にチケットの発券機が数台あり、近くに路線図も書かれていて、終点はBTSに接続していることを確認。料金は終点まで10B。安いです。

 硬貨を投入すると、カード式の使い古されたチケットが出てきました。これを持って改札に向かいます。改札もこのカードをスリットに入れるBTSと同じ形式です。

 改札を通り抜けると階段があり、ここを降りていくと待合室があります。エアコンが効いています。

 先客が15人ほどいましたが、当然ながらほとんどが地元の人です。カメラを持って嬉しそうにしてるのは私だけです。

 しばらくすると待機していたバス(普通のバスです)が待合室に近づき、ドアが開けられます。中は前向き座席の普通のバスです。

 私はどうせ終点で降りるし、左側に川が見えるはずだからと思い、一番後ろの左側の窓側席を確保。バス全体が見渡せてなかなか気分も良い場所です。

 車内には液晶ディスプレイもあって、広告やらが流されています。バンコクのバスとしては最先端なのかなと思いましたが、他の一般バスの経験はありませんので、よく分かりません。

 やがてドアが閉じられ出発。出発してもやはり普通のバスです。当たり前ですね。停留所が来るときちんと停まります。地元の人が乗り降りしています。

 いったい何が高速バスなのかというと、走っているレーンが片側3車線ぐらいある普通の道路の一番中央寄りだと言うのが一つ。

 もう一つが、このレーンだけがバス専用になっていて、他の乗用車は一切入ってこられないような高さ15cmくらいのガードが交差点を除いて延々と続いているということです。

 つまり一般道を他車と区別して走るので、若干の高速走行が可能になり、渋滞にも遭わないということです。ただし並行する道路が空いているときは、明らかにタクシーの方が早かったです。また交差点と一部の道路ではガードがないため、多少混乱している部分があるように思えました。

 とはいうもののバンコクで渋滞知らずというのは良いですね。乗り心地は、しつこいようですが普通のバスです。(笑)



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