バンコクの街中で見られる人たちの国籍

 バンコクの街中を歩いていると様々な人種と思われる人たちを見かけます。私はハワイ旅行も好きなので、ついハワイと比較してしまうのですが、ハワイでは当たり前ですが欧米人が圧倒的です。

 ただしヨーロッパからはかなり遠い場所にあるのか、ドイツやフランス、イタリーといった国からの観光客は、一部の金持ちに限られているようです、そういった人たちはワイキキではなく、マウイ島やハワイ島で優雅な滞在を楽しんでいるような気がします。

 というわけでオアフ島のワイキキで見かけるのが地元の人と観光客を含めて、第一がアメリカ本土からの米国人。続いて日系人。さらにサモアやポリネシア系の、体の大きな人たち。そして東南アジア系の人たちですが、観光客としては日本人、そして中国や台湾といった人が多いように思います。

 一方バンコクの観光客ですが、タイ観光局からの数字によれば、1位は中国人だそうです。これは最近著しい伸び率を示しているそうで、確かにハワイでも多く見かけるようになりました。

 2位はマレーシア人だそうですが、この人たちが観光をしている現場のイメージがあまりありません。王宮近辺で見かけるのは欧米人が多いのですが、ああいった場所で見かけるタイ人のような人たちがマレーシアの人なのかもしれません。

 そして3位が日本人だそうですが、1位2位に較べると、人数はその半分程度です。それでも年間124万人と聞けば凄いなと思います。ハワイに出かける日本人の3分の2ぐらいだと思います。毎日3500人程度がバンコク入りしている計算になります。

 その後ロシア、韓国、インド、ラオス、オーストラリア、イギリス、シンガポールと続いていますので、私なんかが王宮近辺を歩いていて、色白の欧米人を見かけたときは、その大部分はロシアかイギリスから来ているのだなと言うことが今分かりました。

 また中東のちょっと肌の色の濃い眼のパッチリした人たちの大部分はインド系の人ですね。マレーシア系の人も含まれているのかもしれません。

 いつも気になるのは、いわゆる繁華街のオープンバー(バービア等)で昼間からダラダラと酒を飲んでいる欧米人を多数見かけるのですが、上記の観光客の割合を見ると、ほとんどはイギリス人やオーストラリア人なのでしょうか?

 別にどこの国だからどうということもないのですが、自分の周りで動き回っている人たちがどんな人たちなのか、ということを観察するのも、ある意味バンコクの楽しみのひとつなのかもしれません。

 ちなみにネット等の情報を参考にすると、ともかく食事場所でうるさいと書かれているのは中国人が多いように思えます。私にはまだそういった経験がありませんが、言語そのものがうるさく感じられるように出来ているようにも思います。

 また中東系の人たちは、どうゆうわけか空港の入国審査で手間取る人が多いみたいです。私が「嫌だな」と思ったのは、入国審査のカウンターで、書類をゆっくりと書き始める場合ですね。見ていてやはりイライラします。

 日中街歩きをしていて、良からぬ相談(道が分からない、日本に親戚がいる、日本の紙幣を見せて欲しい等)を持ちかけてくる人は、アジア系それも美しいお姉さんか中東系の怪しい人が多いように思います。

 たった数件の経験で人種について論じてもしょうがないのですが、バンコクには日本では想像も付かないような考えをする人がいるということも知っておく必要があるように思います。



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