ホテルとサービスアパートメントの違い

 バンコクに行くようになって、宿泊場所をあれこれ考えていると、必ず不思議だなと思うことがあります。それは宿泊先の種類で「ホテル」というのと「サービスアパートメント」という二種類があることです。

 宿泊サイトの多くはこの二つを分けて表示していることが多いので、なるほどこれはきっと明確な違いがあるのだろうと思うのですが、実際にホテルやサービスアパートメントと言われている所に宿泊しても、明確な区別が余り見えません。

 例えば共通するところとして

@ 毎日清掃等が入る
A 無料の水が配布される
B 朝食のためのレストランも併設されている
C フロントがある

 一方違いはサービスアパートメントを例にとると
@ 長期滞在用の棚がいっぱいある
A キッチン等の設備がある
B 冷蔵庫に入っている飲物類の量が少ない
C ドアマン、ベルボーイ等のサービス関係者がいない、または少ない

と言うことかなと思います。じゃあどちらが良い?と聞かれれば、私は同じ値段ならサービスアパートメントを選ぶと思います。

 別にドアマンにドアを開けてもらう必要は感じませんし、冷蔵庫の飲物も自分の好みのものを買ってくれば良いだけです。(ただし初めてのバンコクでは、チェックイン時にすでに冷蔵庫内にビールがあって助かりました)

 また今後バンコク滞在に慣れてくればますますキッチンの必要性が高まるかなと思えます。

 しかし私がいつも宿泊する1泊1500〜2000B前後のホテルやサービスアパートメントでは、実はそれほど大きな差はないのではないかなという気もします。

 実際宿泊先を選択する際も、ホテルとサービスアパートメントを意識するよりも、先ず場所、そして値段、さらに部屋の広さバスタブの有無、ホテル近くの飲食店、窓からの景色、そしてもしあれば利用者の方達のレビューを参考にしています。

 しかしこれが例えば一ヶ月の滞在となれば、サービスアパートメントを選択する機会は増えると思いますし、逆に数日でポンポンと宿泊先を移動する場合はホテルが便利なような気もします。

 というわけで、現実のせいぜい1週間内外の宿泊の場合、両者の違いはほとんど意識する必要がないのかなというのが、最近の宿泊先選択の指針になっているような気がします。



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