バンコクの映画館

 バンコクに年間数回行くようになった昨年あたりから映画館を利用するようになりました。

 往復の飛行機の機内でも最新作を見る機会があるので、帰国後ツタヤさんでDVDを借りる機会がめっきり減ってしまいました。

 見たい映画はみんな見てしまったなあという感触です。ただし逆に機内で見たドラマの内容が面白くて、帰国後そのシリーズを最初からすべて見たこともあります。(ドクターXが面白かったです)

 それはそれとして、バンコクの映画ですが、ともかく上映時期が早いです。ハリウッド映画でも本国より早い場合がある、なんていう記述もありました。

 実際バンコクで見た最新作が、日本で一ヵ月後、二ヵ月後に上映なんてことは当たり前なんだなと思っています。

 どうしてそんなに早いのか?一説には海賊版が出回るのが早いので、その前に上映して興行収入を稼ごうという意図があるんだと書いてあるページもありましたが、映画会社として、そんなに早く上映すること許しているのかどうか、不思議です。

 ともあれ、最新作をバンコクで見られることは事実です。ただしハリウッド映画の場合、言語は英語で字幕はタイ語ですから、筋書きが分かりやすいものを私は選ぶようにしています。(善と悪の闘いなんてのは、分かりやすいです)

 映画館ですが、ターミナル21を利用することが多くなりました。最上階にあり、すぐ近くがレストラン街なので、いっぱい飲みながら時間待ちをすることも出来ます。

 チケットの購入ですが、第1回目だけは緊張しました。日本でも、DVDは借りるものの映画館はあまり利用していませんので、窓口のやり取りに慣れていません。

 それでもチケットを買わないことには見ることが出来ませんから、勇気を出してカウンターへ。

 しかし心配するには及びません。カウンターでのやり取りの内容は、日本もハワイもバンコクも同じです。

 見たい映画の題名、上映時間、人数を告げるだけです。その後、カウンター上のディスプレイに空いている座席が表示されますので、好きな場所を選ぶだけです。

 時々色違いの特別席やペアシートが表示されることもあるので、よく分からない場合は、「お勧めの場所を教えてください」と言う様になりました。「Please recommend me」とかななんとか言うと、笑顔で教えてくれます。

 後は支払いだけ。日本の映画館に比べるとかなり安いです。集合時間が書いてあるので、その5分ぐらい前に入り口に行きます。

 チケットにシアターナンバーが書いてあるので、その場所を探し、指定された座席に着席。この座席を探すのがちょっと面倒。

 座席は日本よりも足元が広いような気がします。上映時刻が近づくと飲み物やポップコーンを持ったお客さんが三々五々集まってくるのは日本と同じ。

 上映開始後20〜30分は最新作の案内やコマーシャル。そして鑑賞上の規則が示された後、全員起立で国歌。

 着席してようやく本編始まり。迫力あるサウンドを楽しんで、上映が終了すると、ターミナル21の映画館の場合は、別の出口から外へ出ます。

 途中にトイレもあります。館内は結構寒いので、飲みものを飲みすぎると辛いことになります。

 座席は前の方はスクリーンを見上げるような形になるので、後ろの方の席を選んだほうが見やすいように思います。

 映画館で寝てしまう人はいないと思いますが、午後のひと時、夜遊びに備えて体力温存のためにも映画鑑賞はいいなと思っています。

 唯一辛いのが英語。こればっかりは修行だと思って、諦めています。



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