ピーナッツのお店で休憩
バスは高原の直線道路を軽快に走っていましたが、ちょっとこの頃から雲行きが怪しくなってきました。
やがてバスはこの近辺の特産であるピーナッツのお店の駐車場へ。到着するとたくさんではありませんが、色鮮やかな新鮮なフルーツが出てきました。
「バナナ」「ライチ」「アボガド」等だったでしょうか?ちょっとメモを忘れています。
食後は店内散策。様々に味付けされたピーナッツの試食が出来ると言うことで、いくつか食べてみました。
気に入ったのは「山葵ピーナッツ」。美味しかったので土産にどうかとかなり悩んだのですが、重くなると思って断念。
代わりに、店主のおじさんに「ピーナッツ入りのアイスクリームを下さい」と言うと、「だったらこれが一番のお勧めだよ」と、傍らにあるパック入りのピーナッツアイスクリームを勧められたので、迷わずそれを選択。
まろやかなアイスクリームとコクのあるピーナッツがうまく調和しておいしかったです。
カーテン・フィグ・ツリーへ
休憩後は、カーテン・フィグ・ツリーと呼ばれている植物の観察ですが、途中オオコウモリが多数ぶら下がっている樹木の下を通過。
これはケアンズ市街にいるものと同じです。
名前が別名フルーツバットで、周辺の農作物である果物を食い荒らすため、農家の方は果物にカバーをかけているそうです。
「ケアンズ市街にはフルーツはないのでは?」とガイドさんに聞いてみたら、夕方から飛びたって、ケアンズ郊外の畑に出かけているとのことでした。
フィグ・ツリーは道の途中にちょっとした駐車場があり、そこから30mほど入った奧にあります。
大きな樹木の周りを締め付けるように外側から異なった樹木が取り囲み、やがて中の樹木は死滅?外の樹木だけが生き残るというものです。
さらに、その樹木から地上に向かって伸びる根がカーテンのように見えることで、上記の名前になっています。
確かにカーテンのように見えますね。樹木を一周するように散策路が付いていますが、見学だけなら5分ぐらいで終了です。
再びバスに乗り込んで次はこのツアーのハイライトの一つである?(私が勝手にそう思っただけですが)カモノハシ探索ですが、あらかじめ注意事項のレクチャーが車内で行われました。
それによれば、カモノハシは水棲動物で、水の中を泳いでいるものの、時折呼吸のために水面に顔を出すので、この時が発見のチャンスだとのことです。
ところが大変神経質な動物で、人の話し声が聞こえたりすると、潜ったままなかなか出てこないということで、小さな子供さんがいる家族連れやおしゃべり好き?な女子大生も含めて、ともかく静かに行動することが大事だと念を押されます。