ホタルの乱舞に感動
食後懐中電灯を持ち、BBQ設備のある建物を出ます。あたりはすでに真っ暗。ところがここで思っても見ない美しい景色に遭遇。
信じられないほど多数のホタルがいるようで、あちこちで白い小さな光が動きながら瞬いています。
「うわ〜これは美しい!」と感動。もちろん写真撮影も試みましたが、あまりに光が弱すぎます。
ホタルが乱舞する中に小径があり、そこを歩いていきます。懐中電灯の明かりだけなので幻想的ですが、時折光の中を小動物が横切るみたいです。
しかし「いました」と言われて気がついた頃はどこかに消えてしまい、なかなか見ることが出来ません。
それでも真っ暗闇の中、懐中電灯とホタルのアカリだけしか見えませんので、一種独特の雰囲気きがあります。
「ウサギ」がいたようですが、私は見ることが出来ませんでした。しかし大きなネズミのような「バンディクート」の後ろ姿は見ることが出来ました。
一周200mぐらいの小径を、ホタルを見ながら再びBBQ設備のある場所に戻ってきました。途中空を見上げると、雲の合間にいくつかの星が見えましたが、その程度です。残念。
可愛らしいポッサムを見学
するとその間に、運転手さんが余り物のフルーツを数カ所に置いてくれ、そこに「ポッサム」という可愛らしい動物が来ていました。
キツネを一回り小さくして目を大きくしたような体長50cmぐらいの小動物で、用意された果物を必死に食べています。
人間が2mぐらいまで近づいても逃げません。(ちょっと暗いので、露出時間が長くなり、少しピントがぼけてしまいました)
このポッサムで動物探検ツアーが終了。一同バスに乗り込んで、後はひたすら帰るだけ。
ケアンズへ
「後は帰るだけです」というガイドさんの声に、皆さん睡眠モードに突入。私は高速で飛び去っていく夜の景色を眺めていました。
総走行距離は往復200kmぐらいでしょうか。運転手さんも大変です。帰る途中「ヘンリーロス展望台」というのがあり、ここでバスは数分停車。
車内からケアンズ市街の夜景を見ることが出来ますが、灯りは少なく、小さな街だなと言うことが良く分かります。
中央左側の白っぽい灯りが空港付近。右上がケアンズ市街の灯りです。
今回も最後にバスを降りました。9時半着ですから8時間の充実したツアーでした。家族連れもカップルも一人旅も楽しめるツアーだと思います。シャワーを浴びて、ビールを1本飲んで熟睡です。