照明のネオンの色で怪しげな 料理に見えます |
ソイ5のパブレストラン「ガリバーズ」ですが、通りを眺めてビールを飲んでいる分には居心地が良いです。
しかし、通りから店に入って、道沿いの空いている席に腰を下ろしましたが、誰も注文を取に来ません。
係りの男性や女性がこちらを見たような気もするのですが、近づいてきません。私が日系だから、言葉の問題があると思っていたのでしょうか?
それとも単にルーズなだけ?個人的には後者の可能性が高いなと感じました。要するに「なるべくなら働きたくない」というゆる〜い雰囲気です。
しょうがないので、5mほど離れた場所で食器を片付け始めたお姉さんに手を振って合図。ようやくメニューが来ました。
ついでにハイネケンを頼んで、メニューをじっくり眺めます。結局またしてもポーク料理になってしまいましたが、「ポークフィレ」と書かれた、いかにもおいしそうな名前の料理を選択。
ところが注文して5分ぐらい経ってから、またしても係りのお姉さんが現れて、「注文はこの料理で良かったか」と再確認。ちょっと不安になりました。
それでも10分ぐらいして、写真のような料理が登場。あたりが暗くて、ガリバーズのネオンの色で撮影したため紫っぽい色になってしまいました。
しかし問題は味。最初に肉を切ってみると妙に硬い。フィレと書かれていたので、ナイフがすっと入る柔らかい肉を期待していたのですが、がっくりです。格好つけないで通常のポークチョップみたいなものを頼むべきでした。
というわけで通りを眺めながらのんびりアルコールを楽しめる雰囲気は良かったのですが料理はいまいち?ここは軽く飲んで雰囲気を楽しむパブであって、料理は適当につまんだ方が良いと感じました。料金は435B。まあ普通の値段です。
店を出て歩いてナナプラザへ行き、昨日に引き続いて、入り口のビアバーで時間調整。この日は出勤しているウエイトレスさんの人数が少ないようでした。
日本語が少し分かる昨日のお姉さんが教えてくれましたが、「金曜日はお客さんが多いので、稼ぐためにお客さんに飲み物をたくさん奢ってもらう子が多い」ようで、そのため今日はみんな二日酔いなんだということでした。
「なるほど、そんな裏の事情があるんだ」とまた一つ勉強。しかし二日酔いになるまで飲んで稼ぐというのも、過酷な仕事です。
だとするとゴーゴーも同様かと思いつつ最初にレインボー2へ。入り口を入るとすぐにいつものウエイトレスさんが声をかけてくれましたが、なんとステージには女性が6人ぐらいしかいません。
ところが客席の方は30人ぐらい入っていて、その大多数が日本人。やはり3連休の影響だろうなと感じましたが、おかげで座った場所が入り口すぐ右側の席で、踊っている子との距離がありすぎます。
ウエイトレスさんは、「これからみんな出勤してくる」と言っていましたが、そういっている最中にも私の目の前を続々出勤してきた女の子が通り過ぎていきます。
割と日本人好みの可愛らしい子が多いので、やはりお客さんが多いのも頷けます。ただ私の位置からステージまでの距離が遠い上に混雑は嫌いなので、すぐに「こりゃあまり良い思いは出来そうにない」と判断し、小雨模様の中BTSでパッポンへ。
この日はなじみのキングキャッスル2へ。入り口で、「はて、こちらはキングキャッスルTなのかUなのか」と迷っていると、呼び込みのお兄ちゃんが、迷いを見透かしたかのように「Uだ」と強調してくれたので入店。時刻は9時半。
入って左側の席へ。客は5割ぐらいの入り。欧米人とアジア系が半々ぐらい。ナナと違ってゆっくりのんびり出来ます。
ビールを頼んで飲み始めた瞬間、何故かいつも寄ってくる子がすぐに奥から現れて、横に滑り込んできます。
英語が若干通じる以外、特にどうということは無い子ですが、まあこれも相性だろうなと思います。
横に来て、手や肩を揉んでもらったりしているだけで、まあある意味幸せな気分です。割と家庭的な子ではないかと思っています。
しかし気持ちがリラックスしたのか、連日の夜遊びで疲れがピークに達したのか、酔いも強く感じるようになり、「会えてよかったね」と言ってこの日は1時間ぐらいで退散。
結局10時過ぎに部屋に戻り、10時半就寝。やはり三日目前後が疲れのピークだなといういつもの印象です。