カナーブ・ナームという
タイレストランからの風景
川沿いの店で、川面を見ながら風に吹かれて食事をしたい(本当は海がいいのですが)と思い、「歩くバンコク」を参考にして訪れたのがこの店です。
チャオプラヤエクスプレスでクルントン橋桟橋まで行くと、桟橋のすぐそばにお店がありましたが、ご覧の通り客は皆無。
ただ場所がこの向きに座るとひじょうに美しい。バンコクらしくない風景だなと思います。ただこのまま目を右に動かして行くと、レストランの右上にクルントン橋がかかっていて、頭上がちょっと鬱陶しいです。
営業しているかどうか分からなかったのですが、恐る恐る入ってテーブルに近づくと、左手にある建物の中からおばちゃんが現れ、営業していることを確認。
ビールを飲みながら川っぺりの読書というと贅沢な時間を楽しみ、頃合を見て昼食にチャーハン。要するに入る時間が早かったので、客が誰もいなかっただけのようです。
ただその分慌しくなく、聞こえるのは川面を伝わってくる船のエンジン音やその船に乗っている乗客の会話、そして頭上の橋を行き交う車の音のみで、静かな雰囲気も楽しめました。
その後2回ほど行ったことがあるのですが、定休日なのか、営業をやめたのかはっきりしないことが多く、入店できていません。もしかすると場所柄、夕食がメインの店なのかも知れないなと思っています。
ちなみにチャーハン100Bでこの風景の店にしては安いと感じました。しかも味も良かったです。
撮影年月:2012年12月