欧米文化の浸透
西欧の人々が初めて見たハワイの人々は、ほぼ半裸の状態でした。その様子を野蛮かつ無知と感じた人々は、宣教師を通じて社会の風紀を西欧に近づけようと努力したようです。
それまでは自然に生えている果物やタロイモ、持ち込んだ家畜で生活していた人々にとって、西欧人の押しつけ文化は良い部分もあり、鬱陶しいと感じた部分もあるのではないでしょうか。
しかし西欧の文化が浸透すると言うことは、ハワイ古来の文化が失われるということです。この時期は年表で見ると1820年から1845年前後のようですが、日本では徳川幕府の末期にあたりますね。
様々な改革が失敗し、欧米からの圧力で鎖国政策が崩壊する時期だと思います。
カラカウア王の即位
ハワイでは、欧米社会の社会形態が模倣され、1839年に「権利宣言」を公布。1840年に「ハワイ憲法」が公布され、立憲君主制が成立。
しかしこれらの社会形態は欧米人の得意とするところであり、欧米人が政府の要職に付いてしまったようです。
また土地の所有に関しても欧米人の思想が取り込まれ、1850年に外国人による土地の私有が認められ、結局それから10数年で7割以上の土地が外国人のものとなってしまいました。
その後ハワイはどんどん欧米化が進み、1874年、有名なカラカウア王が即位。日本ではこのちょっと前の1868年に有名な「五箇条のご誓文」が発せられ、明治時代に突入します。
余談ですが、この時期の日本の動きは、きちんと勉強すると面白そうですね。今の政治家には感じられない意欲と情熱を持った人々が、その先の日本をどうするのか、ということを熱く語り合っていた時代のように思えます。
今の政治家もつまらない言葉の揚げ足取りや、政治資金のことばかり話していないで、10年20年先の日本をどうするのか、国会で熱く論戦してもらいたいものです。
我が家の息子は、高校生ですがニュースで国会の生中継が流れると、クラス討議より質が低いといって、チャンネルを変えてしまいます。無党派層が増えている原因の一つです。