他のページでハワイの位置について書きましたが、ハワイは北緯21度近辺にあります。この緯度は日本近辺の地理で言うと台湾の南になります。
赤道に近づくと何故暑いのか?太陽に近いから。これは間違い。まあ確かに地球は丸いので、日本よりハワイの方がわずかに太陽には近いはずです。
それよりも問題なのは、太陽の高度です。つまり太陽がより高い位置をぐるぐる回ると、太陽光が真上から照りつけることになり、そうなると同一面積に降り注ぐ太陽熱の量が多くなります。その結果暑くなるわけです。
これは日本の四季で、冬よりも夏の方が太陽の高度が高くなるのと全く同じ原理です。
でハワイの場合は、その暑い地表表面を、地球の自転によって生じる貿易風が常に通り過ぎています。ワイキキではこの風をほぼ1年中感じることが出来ますが、この風の湿気が実に少ないんですね。
カ〜ンと晴れ渡った青空の下を、湿気の少ないさわやかな風が通り抜けていく、なんてことは湿気の多い日本ではあまり経験できません。まさに地上の楽園と言われる所以です。
ではどうしてそんなにさわやかなのか。実はハワイ諸島全体を見れば、湿気はそこそこあります。つまりワイキキという土地柄で、湿気が少なくなっているのです。
その理由は先ほどの貿易風にあります。ワイキキに滞在するとすぐ分かりますが、北側は山です。そしてこの山の頂上付近には、常に雲がかかっています。この雲の動きを見ていると、貿易風にあおられ、北からワイキキビーチの方に流れてきます。
ということは、いわゆるノース方面では海からもろに風が来ます。この風は海を渡ってくるので、結構湿気を含んでいます。ところがこの風はオアフ島中央の山に遮られて、風そのものが山肌に沿って急上昇します。
急上昇した空気は、気圧が急に下がるため、今度は温度が低下します。するとその空気中に含まれていた水蒸気の温度も低下し、水蒸気が水滴になり、雲を形成し雨となります。
つまり山の近辺では、結構湿気が多いと言うことです。で急上昇した空気中の水蒸気が雨となって地上に降り、次にオアフ島南側に降りてくるときは湿気がなくなっているという理屈になります。
当然ながら、含まれていた湿気が多い場合はワイキキでも雨が降ります。ただし霧雨のような雨で、そこに太陽光が当たるときれいな虹が見えます。
初めてハワイに行って感動したのは、ともかく空気がきれいで透明度が高い上、青空の色が素晴らしく、その上とてつもなくさわやかな空気が常時吹いていると言うことでした。どんなに暑い日向にいても、ちょっと椰子の木陰に入ると、さわやかな空気と風を感じます。
あの空気を肌で感じたい、と言うのもハワイへ何回も行く一因になっているように思います。
実際の旅行では、夏場の最高気温が30度前後。最低気温が22度前後。冬場は最高気温が22度前後で、最低気温が20度前後。夏場の夜の温度が冬場の最高温度ぐらいです。
従って服装は、夏場はTシャツ、短パン、スニーカーかビーチサンダルに帽子。冬場は日本の春か秋の服装を思い浮かべながら、ちょっとした上着を用意すれば完璧です。
なおあちこちで書いていますが、いくらさわやかな気候であっても、太陽の紫外線は半端な量ではないので、帽子や日焼け止め対策が必要です。