旅行のきっかけ

きっかけ 

 旅行に行こう、なんて言うのは突然決まることが多い。私の場合、年間を通してハワイ旅行や国内の1泊旅行を含めて、およそ2ヶ月に1回のペースで出かけている。そのほとんどは上越、湘南、伊豆方面だ。ハワイは年1回、夏休みに行く。これらの旅行費用を考えると年間大変な額になる。

 貯金すればよいのではと思うかもしれないが、旅行なくして何の人生かな、という雰囲気で、せっせとあちこち動き回っている。まあその他の遊び(競馬、競輪、パチンコ等のギャンブルや飲み歩き)はほとんど行わない、ある意味品行方正な中年おじさんだ。

 というわけで、今回の旅行も突如決まった。

 2004年9月上旬、長い夏休みが終わり、いつものように仕事が始まった。最初の1週間こそがんばったが、それが過ぎ、授業が軌道に乗りかけてくると、途端に休みが欲しくなってくる。

 あれほどハワイでゆっくりのんびりしたはずなのに、次の休みは何処へ行こうか、なんて仕事の合間につい考えてしまうのだ。不謹慎だ。でも仕方が無い。これが持って生まれた性分だ。まあ遊ぶために仕事をしているようなもんだからしょうがないといえばしょうがない。

 毎日遊んで暮らせれば問題ないのだが、さすがにそれでは生活が出来ない。だからといって仕事をルーズにサボっているわけではない。それなりに努力をして、職業意識に燃えて頑張っている(つもりだ)。

旅行へのあこがれ

 さて、そんなある日、ふとカレンダーをつらつら眺めていた。土日が休みなのはサラリーマンとして当たり前なのだが、仕事柄、実際に休めるのは土日に限られる。その土日だってたまには出勤となる。

 ストレスがたまるわけだ。そんなわけでさらに連休を探す。3連休があれば2日ぐらい休めるからだ。幸いに今年は数回あるようだが、よ〜く見るといつも何らかの仕事が入っていて、なかなか2日間たっぷり休める日は無い。


日程

 結局カレンダーを隅から隅まで眺めるが、年末を除いて今年いっぱい連続して2日以上ゆっくり休める日は無いようだ。という訳で年末の25日からが遊びに行くチャンスだ。でも海外だったらチケットは高いだろうなあ、と思いつつ、いそいそと自宅で航空券の検索。やはり高い。しかしざっと見ただけでは諦めない。

 夜行便、乗り継ぎ便、近いところ、遠くても競争が激しくチケット料金が安いところ等、条件を色々変えてくまなく探す。ついでに国内も探す。しかし国内の一人旅は、割増料金が気になるし、わざわざ寒い冬休みに行くことはない。

 「う〜む」とうなりつつ、年明けのカレンダーをめくる。とそこに驚くべき事実を発見。何と来年は土日の曜日の関係で休みが長いのだ。してやったり、果報は寝て待て、じゃなくて一生懸命調べれば道は開ける。しかもこの時期は旅行の閑散期らしく、ネットでチケット代を調べると、これがかなりお得な価格に設定されている。

 たしかに学生さんならいざ知らず、正月早々仕事始めを経てすぐに年休を取って旅行に行ける人は少ないのだろう。4日以降の料金の下降が激しい。

 ここまで来たら、あとは猪突猛進。行け行けの精神で、俄然気合が入る。帰宅してからのネットサーフィンが楽しみになり、楽しみが見えてきたので仕事もるんるん気分でがんばる。やはり何か目的がないと、そうそう仕事に集中できない性分のようだ。



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