空港までの交通手段

成田空港まで

 ハワイに行くときは家族で行くので、荷物や運賃の関係で最近はほとんど車を使っているが、今回は一人旅なので車では不経済だ。そこでヤフーで路線検索をしたところ、我が家からは池袋、日暮里経由で比較的安く成田まで行ける事が分かった。

 それはいいのだが、とすると荷物は自分で手に持っていかなければならないので、その量の絞込みが必要になるだろう。また日本の日中の最高温は10度ぐらいだが、バンコクは32度ぐらいあるようだ。従って服装も考えなくてはならない。

 半袖のポロシャツに、薄手のジャンパーをはおり、この上にコートを着ようと思う。コートは成田で預かってもらうことになる。


ドンムアン空港からの交通

 一方バンコクの空港からホテルへの交通機関を調べていると、タクシーはけっこうトラブルがあるような記述を見かけるようになり、だんだん心配になってきた。

 いい年をした中年のおじさんが、タクシーにどこかへ連れて行かれるなんてことはないと思うが、小心者の私にとっては結構大きな心配事だ。

 そこで多少お金がかかるもののリムジンを使用しようと考え調べていると、過去のガイドブックには片道650Bと書かれているのに、どうやらタイ航空のリムジンは最近値上がりしたらしく、なんと1000Bと書かれている。これではいくらなんでも予算オーバーだ。(というより他の交通機関との差が激しすぎる)

 幸いにも1000Bはタイ航空関連のリムジンだけのようで、他のリムジンはまだ650Bのようなので、もし値上げされていなければこれを使おうと決心した。ついでに帰りも予約してしまえば安心だ

 。しかし普通のタクシーなら数百バーツなのに、どうしてこんなに差があるのだろうか。リムジンは金持ちのおじさん連中が相乗りで使うのだろうか。だとすればやはり庶民的なタクシーが良さそうだ。現時点では結論が出ていない。現地でゆっくり考えようと思う。


大地震

 年末になっていよいよバンコク入りかというときになって、なんと大地震。それもこれまでの常識を覆す規模?のマグニチュード9.0。揺れもさることながら、その後の津波が大きかったようで、被災者の数もひたすら増え続けている。

 テレビで映像を見ると、遠くの水平線に白い津波の帯が見え、それが近づいてくる様子がよくわかる。しかし撮影者自身は、まだ津波の大きさや規模、恐ろしさについて充分認識していなかったようで、結構のんびり撮影している雰囲気がある。

 しかし遠くに見える波の大きさは、だいたい予想したものより大きい。これはハワイでサーフィンをやっている人ならすぐ分かることだろう。また津波の恐ろしさも、日本人は地震をしょっちゅう体験しているので、他国の人に較べてかなり認識度は深いと思われる。

 そのせいだろうか、日本人の被災者の数は他国の人よりも少ないような気がする。しかし全体で7万人を越える人が亡くなられたと聞くと、さすがに心穏やかではいられない。

 自分自身の旅行についても、果たして行っていいものかどうか考えてしまった。

 余震の情報はあまり入ってこないし、バンコクからは距離的にかなり離れているので、危険度は少ないと思われるが、国全体が落ち着かないのではないだろうかと心配だ。土地勘があれば、なんらかの手伝いも出来るかもしれないが、初めての土地ではそれも危うい。

 私が利用するJALのHPを見ると、プーケット行きのツアーについては全面的に中止で払い戻しが行われているようだが、バンコクに付いては、特に書かれていない。

 つまりキャンセルすれば、所定のキャンセル料が必要になるということだ。というわけで、目下のところ予定通りとなりそうだ。


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