ホテルからシーロム・ビレッジへ

疲れてホテルに一旦戻る

 朝から緊張して動き回ってきたため、食事を終えるとなんかどっと疲れが出てきた。初日からこれではいかんと思い、いったんホテルに戻って休憩することにした。

 なにせ夜はまたシーロムビレッジに行かなくてはならない。幸いなことにファランポーン駅には地下鉄も乗り入れている。乗り方は分かっているので、気も楽だ。

 戻るついでに、ホテルの最寄り駅の一つ前、タイ文化センター駅で降りて、ジャスコやカフルールも見学することにした。そこからならホテルまで歩いて帰ることも出来る。

 ジャスコは規模こそ日本とそれほど変わらなかったが、中身はだいぶ違っていた。食事場所が多く、衣料品は少ない。記念にTシャツでもと考えていたのだが、結局何も買わなかった。食料品は豊富なようだったので、後日おみやげ代わりに買うことにした。

 それにしても値札を見て、その安さに驚くばかりだ。買い物好きにはたまらない場所だと思った。また変わったところでは「ダイソー」が入っていた。

 ようやくホテルに戻り、しばし休憩。夜のシーロムビレッジまでの経路を確かめる。それによると途中でBTSに乗り換えなくてはならない。しかも駅で降りてからも800mほど歩く必要がある。

 慣れている人ならやはりタクシーを使うのだろう。しかしやはり面倒なので、運動不足解消を目指して歩くことにする。もっともJCBのお姉さんはタクシーを薦めてくれていた。


シーロムビレッジは遠かった

 6時45分、再びホテルを出発。地下鉄とBTSを乗り継いで現地に向かう。開始時刻は7時半となっているが、これは食事時間であっで、多少の遅刻は問題ないとの事であった。ただし8時半開始のタイ舞踊には遅れないでもらいたい、という説明を受けていた。

 BTSの乗車も地下鉄とほぼ同様だった。ただしこちらの発券機は紙幣が使えない。紙幣しかない場合は窓口で両替する。あらかじめホテルに戻ったとき、コインの金額をたしかめてあったので、今回は発券もスムースだ。

 切符はトークンではなく、本当に紙の切符でクレジットカードぐらいの大きさだ。これを改札口の挿入口に入れる。するとすぐに飛び出してくるので、それを引き抜くと改札が開く仕組みだ。BTSのホームは地上よりもかなり高い。そのせいか、排気ガスが地上ほどひどくないようだった。

 途中で乗り換え、目的の駅で降りシーロムビレッジに向かった。昼間は分からなかったが、夜は歩道が暗い所がかなりある。暗闇から通行人が現れるとちょっと緊張する。タクシー利用を薦めるわけが分かる。

 足早に通り過ぎ、メインの通りに出た。ビルの明かりがまぶしい。人通りもある。ちょっと予定した到着時間に遅れ気味なので、焦って歩いた。

 周辺には面白そうな屋台も出ていたが、今回は無視。もともとシーロムビレッジというところがどうゆう所なのか、予備知識がまったくないまま、地図の方向だけを頼りに歩いているので、下手をすると通り過ぎてしまうおそれがあった。

 最初に、「ここだ」と思って入ったビルは、なんとホテルだった。ホテルの中をどんどん進み、エレベーター前のホテル案内図でホテルの名称を確認。間違っていることがようやく分かった。

 慌てて入り口に戻り再びシーロム通りを西に進む。やがて前方右手にきらびやかな灯りが見えてきた。近づくと「silom village」という表示が見えたのでほっと一息。時間は7時50分、ようやく到着だ。


トップページヘ バンコク一人旅 タイ舞踊へ