某通りの女の子と夕食を共にする


女の子とシーフードを一緒に食べ、のんびりする

巨大なエビを焼いたもの

 タクシーで10分ほど走って、大規模なシーフードレストランに到着。タクシー代は私持ち。暗いのと酔っ払っているのとで場所がよく分からなかったが、地図を示すと「ここだここだ」を指差して教えてくれた。

 なんとホテルから地下鉄で一つ目の駅「タイ文化センター駅」の近くだった。あらかじめホテルのことをほのめかしていたので、気を利かして連れて来てくれたらしい。先ほどの不安があっという間に消え、導かれるままに席に着く。

 早速オーダーだ。メニューを開くと写真と共に英語が書かれている。しかし写真の数よりメニューの数が多いので、何が何やらさっぱり分からない。

 シーフードは好きだと伝えてあったので、2品ばかり勝手に選んでもらい、もう1品ホタテガイのフライを頼んだ。彼女が何を頼んだかは料理が来るまで分からなかった。とりあえずビールで乾杯し、あれやこれやと中学生英語で話す。

 そのうちに料理登場。なんと車海老みたいなものが8匹ぐらい焼かれて出てきた。とてつもなくうまそうだ。これに野菜の煮物。どちらもうまい。彼女がエビの殻を丁寧に取ってくれ、すぐにかぶりつける状態にして渡してくれる。居酒屋「花子」と同様にかいがいしい。

 うまいうまいと立て続けに5匹ぐらい食べたが、ともかくエビがでかいので、とても食べきれない。そこへ今度は私が注文したホタテのフライが登場。これにはチリソースらしきものもついてきて、これをつけて食べるとまたまたすこぶるうまい。

鶏肉の煮物
ホタテのフライ
味わい深い煮物
ホタテガイのフライ

 帰国後このチリソースらしきものを輸入雑貨店で探しているのだが、いまだに見つからない。それほど衝撃的なうまさだった。ああ、もう1日あればなあ、と思わず嘆きたくなった。それにしてもこれだけ食べて、ビールを飲んで料金が840Bとは、本当に意外だった。(日本円にして2千数百円)

 再びタクシーに乗り、私はホテルへ。彼女もタクシーで帰った。もちろんお礼のチップはきちんと渡した。

 食事がおいしかったこと、お店のシステムをだいたい理解したこと、付き合ってくれた女の子の気立てが良かったこと、中学生程度の英会話で話が出来たこと、それやこれやで大満足の最終日となった。


 
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