第1日目 スワンナプーム空港到着

 待合室に落ち着いて、改めて空港の様子を見ると、結構古い空港なんだなという印象を受けました。実際はどうだか分かりませんが、羽田空港のような感じがします。

 しばらく待っていると、前ページで書いた「出発が遅れている」というアナウンスがあり、結局乗り込み始めたのが14時頃。動き出したのが14時15分で、正規時刻の20分遅れ。まあ安全に飛んでくれれば多少の遅れは気になりません。

 成田空港のように、空港内を延々と走ることはなく、まもなく無事離陸。しばらくすると前の便と同じように飲み物や食事の準備が始まりました。

 食事の内容は、成田〜台北便とほぼ同じ。メインディッシュの肉をいくつか選べるので、私はポークを選択。味付けはグッド。遅い昼食なのか早い夕食なのか迷うような時間帯の食事ですが、7割方平らげました。写真はなしです。

 再び、映画を見ていると、いつのまにか下界には東南アジアの地面が見えていました。今回は通路側の席なので、余りよく見えません。隣はたぶんお金持ちの中国人ではなかったでしょうか。ちょっと偉そうかつ無愛想です。

 飛行機はあちこちで若干揺れたものの特に激しい揺れは無く無事スワンナプーム空港に着陸。

 搭乗中に入国審査カードと優先レーンのプレミアムカードをもらいましたが、プレミアムカードには便名や座席名が記載されていて、違う日には使えないように思えました。

 着陸後の動きはさすがに慣れてきました。空港内を動く歩道を使って延々と移動し、二カ所ある入国審査会場の間の優先レーン(隣にVISAレーンというのがあって間違えそうになりましたが)に行くと、すぐに手続き。

 着陸したのが現地時間で5時15分。入国審査に25分に到着。30分には荷物受け取りをしようと待ちかまえていましたが、ここでしばらく時間がかかりました。

 荷物も成田から乗り換えをしているはずで、ちゃんと来るだろうなと少し心配でしたが、10分後ボロボロの情けない姿をした、いつもの黒いスーツケースが出てきました。(このくらいボロボロなら、中に多少大事なものを入れておいても、誰も見つけないだろうと逆に安心しています)

 5時40分に荷物を受け取り、すぐにエアポートレイルリンクに向かいます。エスカレーターを使ってどんどん下に降りていきます。

 今回は各駅停車のシティラインを使いました。急行でも良かったのですが、本数が少ないので乗れば早いものの、タイミングが悪いと待ち時間が長くなると言うことを春の旅行で学んでいます。

 手前の切符売り場で乗車券を購入。パヤタイ駅までは45Bでした。急行は確か90Bだと思うので半額です。

 電車は5分ほどで到着。乗り込むと、普通のBTSの座席配置です。しかも座席はプラスチックで、なおかつスーツケースを持ち込む乗客に配慮したのか、座席の奥行きが短い感じがします。

 ちょっと尻を前に出すとそのまま滑って落ちてしまいそうな奥行きです。私はともかく大柄な外人さんは座りにくいのではないでしょうか。まあでもそれが嫌ならエクスプレスを使えと言うことですね。


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