第1日目 エアポートレイルリンク

 スーツケースを受け取り、税関を通り抜けるとそこはバンコクです。妙に長いエスカレーターを乗り継いで、地下にある「エアポートレイルリンク」の乗り場へ向かいます。

 パヤタイ行きの電車と時刻があえばエクスプレス。15分以上の待ち時間ならシティラインを使うつもりで、エクスプレスの時刻表を見ると、今回は券売機横の割と分かりやすいところに時刻表が出ていました。

 5時30分頃の便があるようなので、迷わずチケットを購入しようとすると、なんと2台ある券売機は片方がマッカサン駅、もう片方がパヤタイ駅という風に別れていて、1台の券売機がどちらにも対応する形になってしませんでした

 。知らずに間違った方に並ぶと、もう1回並び直しになります。(右がマッカサン、左がパヤタイ行き)

 タイらしいな、と思いつつ90Bでチケット購入。チケットといっても、MRT(地下鉄)で使うようなプラスチックのメダルみたいなもので、これを改札入り口にいる係員に見せる、という何とも不思議な方法で改札を通過。

 エスカレーターでさらに下に降りると、正面に係のお姉さんがいて、「パヤタイはどっち?」と聞くと、右側を指さして「あれに乗ればよい」と教えてくれます。

 パヤタイ駅行きが、途中のマッカサン駅に停車すれば、いちいちここで振り分ける必要はないと思うのですが、これも同じホームの左右から、片方はノンストップでマッカサン、もう片方もノンストップでパヤタイという風になっていますので、乗り間違えると面倒です。

 このあたりのダイヤ作成係の思考回路が私にはよく分からないのですが、ノンストップにこだわったのかなと思えます。ただこういった日本とは違う価値観?を体験しに来ているのですから、それはそれで面白いなと思います。

 車内は結構混んでいました。欧米系、中東系が多かったです。動き出しても、なんだか以前乗ったときのようなスピード感が無く、単に止まらずにダラダラ進んでいく感じでした。それでも20数分でパヤタイ駅に無事到着。

 BTSを降りてから階段を下りるのが面倒です。その後はひたすら前方に向かいます。BTSのパヤタイ駅とは高架で結ばれているので移動が楽です。マッカサンの場合は、500mぐらい歩く必要があります。(今は高架橋が出来ています)

 今回パヤタイ駅からはタクシーで行く方法もあるなと思っていたのですが、高架から地上の道路を見ると大渋滞。しかも地表に降りるための階段が近くに見あたらず、結局BTSを選択。

 ナナ駅までは15分ぐらい。しかしここからが大変。狭くて凸凹の多い歩道をひたすら歩きました。10分ほどかかりましたが、寒い日本から来た身にはこたえます。

 汗びっしょりになってようやく到着。ナナ駅前あたりから、近くにたむろしているトゥクトゥクを利用したり、この距離(600mぐらい?)でもタクシーを利用する方法もあったかなと後で気がつきました。

 ソイ11を突き当たりまで行き、セブンイレブンを見ながら右折。左側にイタリアンのレストランを見て左折すると20mぐらいで、右側にホテルの入り口があります。



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