第2日目 オーストラリアン・パブ

タクシーでソイ11

 昼を食べて落ち着いたところでさらにどこかへ行って観光、となると2日目から疲れ切ってしまうことが見え見えなので、無理せずに近場のサイアムセンターまで歩き、店内を見学しながら一旦ホテルに戻ることにします。

 それにしても、バンコク市街には巨大なショッピングモールがいくつもあり、そのどこにも昼間から多数の人が溢れています。ウイークデーも土日もまったく関係なく人がいます。特に若い人の姿が目立つ事に驚かされます。

 そんなことを考えながらショッピングモールを適当に見て、最後に1階にある公共のタクシー乗り場に向かいます。ここは常に係員さんがいて、これまで乗車拒否やメーターを使わないタクシーには出会っていない乗り場なので安心できます。

 タクシー待ちの列が10組ぐらいいたようですが、ともかく次々と空車が来るので、待ち時間は5分ぐらいです。

 係の人に行き先「スクンビット ソイ11」と告げて待っていると、「あれに乗れ」と指示されました。乗り込んだタクシーの運転手さんはおばさんでした。ちょっとびっくりしましたが、乱暴な運転もしないだろうと安心。

 しかしこのおばちゃん、さすがに運転がうまい。乱暴と素早い運転のちょうど中間ぐらいのテクニックで次々と車を追いこし、途中で左折。左折しながら「スクンビット通りは混んでいるから、裏道から行きます」とちゃんと英語で教えてくれ、またまたびっくり。

 私のブロークンな英語よりよほど分かりやすいです。今回の旅行では何回もタクシーを利用しましたが、以前にも増して英語を理解する運転手さんが増えたように思います。逆に英語で話しかけられて、返答に窮することもしばしばありました。

 というわけでタクシーは14時頃、無事ソイ11入り口に到着。61Bでした。ここからのんびりホテルに向かって歩いて、途中でビールを飲み、そのままホテルで昼寝をしようという計画です。


オーストラリアンパブ

オーストラリアン・パブのスパイシーポテト どの店に入ろうかと、店先の椅子席の混雑具合を見ながら歩いていると、年末の旅行でなかなか雰囲気が良かった「オーストラリアン・パブ」の道路際席が空いていましたので、迷わずそこに着席。

 座ってしばらくするとウエイトレスさんがメニューを持ってきてくれたので、先ずはハイネケン。そして昼食のラーメンがちょっと少なかったので「スパイシーポテト」というのを注文。

 すぐに運ばれてきたビールをゴクゴクッと飲み、バッグの中から持参した本を取り出し、通りを見ながら読書です。

 しばらくすると注文した熱々のポテトが運ばれてきました。要するに三日月型に切ったフライドポテトにピリ辛の味付けをしたものですが、これがビールに合います。おかげでもう1本ビールを追加することになってしまいました。

 昼日中から2本も飲むとさすがに少し酔いも回り、活字を追うのが面倒になり、2本目のビールを飲み終えてチェック。350Bぐらいだったと思います。ポテトは全部食べきれませんでした。



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