第2日目 バスタブ問題が解決

修理の依頼

 良い気持ちになって、歩道から足を踏み外さないように注意しながらホテルへ戻りました。ベッドメーキングはすでに終了していたので、そのまま倒れ込むように昼寝です。起きたのは夕方4時でした。

 ブログを書いたりしながらバスタブに湯を入れようとしたのですが、ここで昨晩の修理がまったく終わっていないことに気がつきました。

 バスタブの底にある栓が、蛇口近くのレバーではまったく動かないので、湯をはっても使用後にその湯を流せない状態です。

 しょうがないので、電話ではなく直接フロントに出向き、「今日バスタブの修理がされる筈だったのに何も変わっていない」と言うと、応対したお姉さんはすぐに担当部署(メンテナンス?)に電話をしてくれ、「もう一度係を行かせるので、部屋で待っていてくれ」と言います。

 あんまりごねてもしょうがないし、一応きちんと対応しようという姿勢は見せてくれているので、「分かった」と答えて部屋で待機。

 数分で係の人が工具を持って現れましたが、状況を確認するや否や、「これはすぐ直すのは不可能だ」というようなことを分かりにくい英語で説明してくれました。

 昨日からすでにそのことは分かっていたので「やっぱりな」と思い、「困ったな」という顔をしていると、お兄さんも気をきかしてくれて「部屋のチェンジを希望するか」と言われたので「希望する」と答えると、すぐに電話でフロントに連絡。

 お兄ちゃんが現状を説明すると、電話が私の方に回され、「申し訳ないけど、もう一度フロントに来て欲しい」と言われました。

 「面倒だな」と思いつつ、新しい部屋の鍵を渡してくれるのかと思って出向くと、チェックインの手続をしてくれた美女が、「大変申し訳ないが、現在他の部屋はすべて満室になっていて、部屋のチェンジが出来ない」と言います。

 「え〜、それはないだろう」というような顔をすると(英語で表現する方法が分かりませんでした)、「大変申し訳ないが、バスタブの栓をレバーを回して上下させるのではなくて、自分の手で栓をしたり取り去ったりしてもらえないか」とジェスチャーを交えて英語で説明してくれました。

 手の爪で引っかけて持ち上げれば排水は出来ます。もともとグレードアップされた広い部屋だったこともあり、まあそれで良ければ自分でやればいいかと思い、「分かった。OKです」と答えると、先方もほっとした様子でしたから、本当に困っていたのだと思います。

 というわけで風呂の件は一件落着。まあこの程度のことは、ハワイのホテルでも何回か経験していますから、海外では当たり前だと思っています。

 早速遠慮無くお湯を入れ、ゆっくりのんびり入浴。入浴後に爪で栓を引っかけてお湯を抜きましたが、水圧がかかっていて結構大変でした。しかし慣れれば何とかなります。次は夕食です。



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