第3日目 ツーリストボートは大失敗

ツーリストボート

 タークシン駅で降りて、前の方の出口から出て階段を下りて進行方向に進んでいくとチャオプラヤエクスプレスの乗り場です。

 ここからは様々な船が発着しているので、どれに乗るか迷ってしまうのですが、正面にチャオプラヤエクスプレスが停船する桟橋の一覧表がありますので、これで自分の降りる桟橋の番号を確認します。

 その左側に、エクスプレスの切符売り場らしきものがあるので、ここでチケットを購入しなければいけないと錯覚しがちですが、実はエクスプレスそのものは、船に直接乗って切符を買えばよいだけです。

 ではこの切符売り場らしきところでは何を売っているかというと、ワンデーパスポートというのを売っています。価格は150B。

 船はツーリストボートという名称で、エクスプレスよりさらに一回り大きく、座席の座り心地が良く、前方にガイドがいて、周辺の見所を案内してくれます。ただし英語ですし、エンジンの騒音がうるさいので良く聞き取れません。ツーリストボートから見たワットアルン

 通常のエクスプレスの運賃は25Bぐらい(15Bだったかも)ですから、往復とはいえかなり割高です。しかも今回私は大きな錯覚をして、このチケットを購入し大損しました。

 まあ私の思いこみが悪いのですが、このツーリスト向けの船は、エクスプレスの終点である「ノンタブリー」まで行くものだとばっかり思っていました。

 そこから1日自由に乗り降りできれば150B出す価値もあるかなと思い購入したのですが、何と終点はカオサンの桟橋でした。ここで強制的に全員降ろされます。

 ノンタブリーまで行って、順にゆっくり一つ一つの桟橋を見てこようとおもっていた目論見が完璧にくずれてしまいました。しょうがないので、折角来たことだし、一度は行ってみたかった「カオサン」という街がどんな街なのかを歩いてみることにしました。


カオサンへ

 桟橋から狭い路地のような所を抜けると、いきなり交通量の多い通りに出ました。しかしどうやってそこからカオサンに行くのかがさっぱり分かりません。ちょうど暇そうなおじさんがいたので「カオサン?」と尋ねてみると、ちゃんと親切に「ちょっと右の方に行って、あの辺で通りを渡れば良いよ」と教えてくれました。

 早速指示された場所に行きましたが、横断歩道らしきものはあるものの信号がない!まあいつものバンコクの様相ですが、片道一車線の道はやはりひっきりなしに車やバス、バイクが行き交っていて、その間を横断する勇気が沸きません。

 困ったなと思っていたら、やはり地元の人が横断しようと近づいてきたので、この人のタイミングに合わせて、無理矢理車を停めて無事横断。疲れる街です。

 横断後、再び細い道を歩いていくと、突き当たりが壁になっています。しかしその壁と壁の間に人が行き交う細い隙間があり、他の観光客とおぼしき人がこの間を通り抜けていくので、「まあいいや、方向はこっちだ」と判断して、その隙間を通り抜けるとお寺の境内のようなところを抜ける道でした。

カオサンへ行く途中のお寺? カオサンの通り


 後ほどガイドブックを確認したところ、昼間は解放されている特別な抜け道との事でした。その境内のようなところを抜けるとまたもや交通量の多い通りに出ましたが、ここは歩行者用の信号がありました。



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