第3日目 「徳利」で夕食後夜遊びへ

徳利

 3時半頃ホテルに戻り、ほろ酔い状態ですぐに昼寝。1時間半ほど熟睡でした。昼間のビールは効きますね。起きてシャワーを浴び、ブログを書いたりしてから夜遊びの準備です。先ずは夕飯から。

 どこにしようかと考えるのですが、ソイ11沿いの店も捨てがたいし、前回訪問してこれまた好印象の「徳利」にも行ってみたい。悩んでいる内に6時を過ぎたので、まあ出たとこ勝負と言うことで部屋を出てエスカレーターに向かいました。

 エスカレーターに乗り込み,、下のボタンを押すと途中で停車。外人さんの老夫婦が乗り込んできましたので「グッドイブニング」と挨拶。1階で降りるときも、ハワイでのレディファーストの習慣を思い出し、ドアのオープンボタンを押してお先にどうぞと手で示すと「サンキュー」という挨拶が帰ってきました。

 ちょっと気をよくしてそのまま出口に向かうと先ほどの老夫婦が出口横の係員に「トゥクトゥク」の利用について尋ねているようだったので、もしかしたら便乗できるかもと思い。「トゥクトゥク?」と尋ねてみると、「ナナ駅に行くのか?」とご主人が聞いてきたので「そうだ」と答え、結局一緒にナナ駅まで乗って行くことにしました。

 運転手さんはソイ11を快調に吹っ飛ばして数分でソイ11の入り口に到着。運転手さんに「サンキュー」と声をかけて、ソイ11を歩く手間が省けたので、そのまま「徳利」方面に歩いていくことにしました。

 徳利のあるソイ5もソイ11の雰囲気によく似ています。いろいろな店があります。ただ歩いている人はガイドブックに書いてあるように中東系の人が多いように思えます。

 徳利はソイの入り口から150mほど歩いた右側の路地を入ったところにあるのですが、この路地入り口に「マッサージをやります」という勧誘の紙を持ったお姉さん方がいつも5〜6人待機していて、そこを通り過ぎるのにちょっと勇気が入ります。

 路地に入って10mぐらいの左側が「徳利」。ドアを開けると右側が会計でおじさんが待機していて「いらっしゃい!」と声をかけてくれます。

 店は奥の方に拡がっていて左側がカウンター席、右側がテーブル席です。一人なのでカウンターに座りますが、このお店はカウンター内にいる女性が、時間があると話し相手になってくれます。

 しかしながら、ここでも私は背中側の棚に置いてある漫画本を手にとって読みふけってしまうので、あまり話はしません。というより、話はここに通い詰めている常連のおじさん達がもっぱら楽しんでいるようで、観光客は少ないみたいです。

 昼間食べたものが、まだこの時点でも心配だったので、夕食は軽くすませることにして、ビール、焼き鳥と冷やしタヌキソバを注文。合計400Bぐらい。


ナナプラザ

 ゆっくりマンガを読んで夜遊び開始ですが、ここからすぐに行けるところはナナプラザしかありません。そのままフラリフラリとナナプラザに向かいます。実は初日の右奧のお店で、相性の良い女の子に明後日にまた行くかもねと伝えてあります。

 酔っぱらいの約束ですから別に守る必要もないのですが、昨日この店に行ってないので今日は顔を見たいなと思っていました。

 バンコクの旅行記を読んでいると、異国の地にお気に入りの子が出来てしまったとか、日本に帰国しても居ても立ってもいられないとか、場合によっては結婚も、なんて本気で悩んでいる人もいるようですが、私がもう少し若かったら確かにそうゆう気持ちになる可能性も否定できないなと思えます。

 しかし、さすがに年齢的に分別もある領域に達し、男と女の付き合いの中での感情的な制御もある程度出来るようになってきましたので、ちょっとしたコミュニケーションを楽しむだけで充分と感じています。

 その意味では約束したんだからと言っても別に無理に行く必要もないし、相手が待っている必要も無いと思っていますが、逆にきちんと約束通り行って、相手もその場にいて待っていてくれたらちょっと嬉しいなという気持ちぐらいはあります。

 というわけで例によってぶらりぶらりとナナプラザに向かい、8時半過ぎに入店。すぐにママさんが私を見つけ、腕をとって「ここに座れ。今呼んでくるから」と言います。ちゃんと約束?を守ってくれていたようですが、約束は別にしてもこの時間には仕事で出勤してくるはずで、約束云々とは違うのかもしれません。

 それでもママさんがいそいそと本人を連れてきてくれるのはなんとなく面映ゆいものです。別に連れ出すわけでもないのですが、妙に歓待されるのが嬉しいです。

 しょうがないので、連れてきてくれた女の子と同様にママさんにも飲物を奢ります。また飲物を運んでくれたウェイトレスさんも、何やら嬉しそうに「この子は良い子だ。一緒に出かけたらどうだ」等、いろいろ話しかけてくるので、この子にも飲物を奢ります。

 もしかすると連れ出しの期待をもたせてしまっているのかなと思いますが、その事は最初から相手の女の子に断ってありますので、まあ純粋に飲物だけで満足してくれているんだろうと解釈することにしています。

 というわけで8時半頃お店に入り10時過ぎまでのんびりして、そのままタクシーでホテルに帰ってきました。そろそろ疲れが出てくる頃なので、早めに就寝です。



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