第6日目 徳利からナナプラザへ

 重たくなったお腹をさすりながら店を出てフアランポーン駅、どちらの方向に向かうかを考えたのですが、再び桟橋に向かうのも芸がないように思え、どうせなら中華街の雰囲気を楽しもうと思い、「フワラムポーン駅」までのんびり歩くことにしました。

 疲れたら途中でタクシーを拾えばいいやと思っていたのですが、スクンビット近辺と違って、この辺は空車が余り通りませんでした。

 結局、通り沿いの飲食店の雰囲気や、漢方薬の臭い、訳の分からない雑貨等が売られている通りを駅まで歩き続け、結構疲れました。

 ちなみに売られている物の値段は、スクンビット近辺の屋台よりもさらに安いように思えました。品質は良く分かりません。

 なおフアランポーン駅周辺は工事中でした。ややこしい交差点が少し改善されるのかなと思いましたがどうなんでしょうか。

 駅からは地下鉄MRTに乗りスクンビットで乗り換え。ナナ駅から再び歩いてホテルへ。かなり歩き疲れましたので、そのまますぐ昼寝。起きたのは夕方5時でした。

 翌日が帰国日なので、先ずは簡単にパッキング。続いてブログを書いたりしていると、時刻は6時半。最後の夜遊びの時間です。 部屋を出てトゥクトゥクでナナ駅へ。そのまま歩いて再び「徳利」へ。今回のバンコク旅行最後の夜は、結局「居酒屋」と言うことになりました。

 前回と違って、ゆっくりと腰を落ち着け、ビールから初めて焼酎まで、しっかり飲み、また食べ物をしっかりと食べました。もちろんマンガや読書も充分に堪能。

 店を出たのは8時半過ぎ。どこにでも行ける時間ですが、明日のことを考えると、遅くとも11時にはホテルに戻っていたい。だとすると場所をあちこち移動するのは時間の無駄。また最後の日は、お馴染みの女の子に会っておきたい。

 そう考えると、あとは面倒になって、そのまま歩いてナナプラザ1階右奧の店へ。明日帰るという日程についてはすでにお馴染みの女の子に伝えてあったのですが、今日行くかどうかは言っていません。

 しかし最後の日は来るだろうと予想していたのか、店に入るなりすぐに私を見つけ、横に座ります。この子は他のお客さんからアプローチされないのだろうかと思うぐらい、いつもすぐに寄ってきます。

 もしかしたら私の活動時間帯が他のお客さんとずれているのかもしれません。

 それはそれとして、私の方も今日が最終日ですから、これから新たに新しい子を見つけて、いろいろ話して、外に出歩くのを断り話だけ、というような面倒な事を気にせずに話が出来ます。

 いつものウェイトレスさんに、たまには出かけたらとからかわれつつ、それを楽しみながらウエイトレスさんにも飲物を傲り、のんびりと寛ぎます。

 こうゆう遊び方は、本来はタニヤあたりで、それこそもう一段美貌の勝る女の子と共に行えばよいような気もしますが、ゴーゴーの方が圧倒的に経済的に助かるように思え、またタニヤよりも庶民的、さらに言うと日本語が通じないという環境そのものを楽しみたいという気持ちがあるような気がします。

 周りが日本人だらけという環境を嫌う気持ちも少しあると思います。

 というわけで、約1時間から1時間半ほど過ごし、少し多めのチップを渡し退散。精神的に充分寛ぐことが出来、私にとってはそれで充分という感じです。

 満足して店を出て、そのままの雰囲気を持ち帰ろうと思い、他の店には入らず、タクシーでホテルへ。着いたのが10時過ぎ。再び風呂に入ってパッキング。後は明日朝使う洗面用具やパジャマ等を詰め込むだけの状態にして就寝。

 あちこち歩いたので、昼寝をしたとはいえ、アルコールもかなり飲み、肉体的にもかなり疲れていたようで、あっと言う間に寝ていました。こうゆう深い眠りはある意味気持ちが良いですね。年齢と共に睡眠も浅くなっているので、なかなかこうゆう眠りは訪れません。

 しかしこうやって当日の行動を思い起こしながら書いていると、すぐにまた行きたくなります。しかし次に行けそうなのは年末。なかなか機会がありません。



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