第1日目 レインボー系を一巡

 ちょっと感傷的な気持ちを引きずりながらステージを眺めますが、やはり気持ちが沈滞気味。そうゆう態度が見えているのか、先ほどのウエイトレスさんが、「○○番と××番は性格が良いので呼んでみたら」と気を使ってくれます。

 しばらく眺めていましたが、このままビールを飲んでいてもしょうがないと思い、推薦された内の子のおとなしそうな子を呼んでみました。

 英語はそこそこ分かるようですが、話が弾まない。こうゆうのはフィーリングとか相性だと思うのですが、別に話が弾まなくても側にいるだけで嬉しくなる、または何となく話しかけたりちょっかいを出したくなる相手というものがいますね。不思議な感覚です。

 しかし横に座って何をするでもなく、そこに存在しているだけでは、こちらも気を使うのが馬鹿馬鹿しいので、むしろ鬱陶しく感じられます。

 ウエイトレスさんが言うだけあって性格が悪いような子でもありませんでしたが、なんらコミュニケーションがないのでは、飲物を奢る意味もありません。

 とは言うものの呼んだのは私ですから、とりあえず一杯奢ってチップをあげて店を出ることにしました。ウエイトレスさんにも奢ったので、この店での勘定は500Bぐらい。「また来るね」と言い残して店を出ます。

 時計を見るとまだ9時半(日本時間11時半でいつもなら寝ている時間ですが)。初日からあんまり無理するのもなあと思いつつ、馴染みの子がいなかったショックを引きずっていたのか、出口に向かって歩いているとき、ついでにちょっと「レインボー1」に寄ってみるか、という悪魔の?囁きが。

 しかしカーテンをあけて店内に入ったものの活気が感じられない。低音の音楽とも思えないリズムだけが腹に響くだけで、「やっぱり駄目か」という印象。(ここでいう駄目かというのは、要するに気の合いそうな、のんびり話が出来そうな子がいない、と言うことです)

 ビールを1本飲んで退散。またもや180B。店を出て、レインボー系を421と回ったんだから、ここまで来たら3も行くかということで、いつも階段脇で木の板をバンバン叩いているお兄ちゃんの横を2階に上がり、「レインボー3」へ。

 ここでは、ウエイトレスさんに顔見知りはいないと思っていたのですが、かつて何回か来たことがあるので、逆に向こうが私を覚えていたらしく、すぐに席に案内。

 向こうが覚えているとなると、なんとなく申し訳ないなという気持ちになり、飲物を奢りつつステージの様子を見ます。

 ウエイトレスさんは私の好みを知らないので、どちらかと言えば見栄えのよい子をあれこれ指し示して、「あれを呼べ」「これを呼んだらどうだ」と親切にアドバイスしてくれます。

 さらに暇そうにしているダンサーの中から、妙に美しい子を連れてきて、「この子ならどうだ」とか勧めてきます。

 確かにちょっと長身。眼はパッチリ。顔は彫りが深くスタイル抜群。見栄えは良く、美しいのですが、どうも私のフィーリングと合わない。凄くきれいだけど、もう少しステージを眺めたいと、今回は偉そうに選択権を行使。(もったいなかったかも・・・)

 そんな調子でしばらく眺めていると、ダンサー交代。ここで一人だけ気になる子が。きれいでも何でもない。顔立ちはごく普通。おとなしそう。

 とりあえず呼んでみると、例によって名前や出身、家族のことなんかを情報交換。しかし飲物を奢って10分もすると、一緒に外に行こうと言います。この一言で目が醒めたというか、興ざめです。

 その時点でギブアップ。ホテルに戻ることにしました。ゴーゴーでのんびりお話をするなんていう希望は、段々難しくなっているのかもしれません。(タニヤに行った方が良いのかも、と言う声が内心聞こえています。でもコストが・・・)



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