第2日目 タクシーでターミナル21へ 

 前にも書きましたが、バンコクのBTSは、外から車内の混雑の様子が見えないので、空いている車両を探してホームを移動することが出来ません。しかも最近は昼でも車内は大混雑です。昔のJRの風景を思い出します。

 ナナまでは22Bでしたが、なぜか券売機で2Bコインが使えません。その結果財布の中に2Bがどんどん増えていきます。これは結構面倒です。地下鉄のMRTでも使えなかったと思いますが、その割には結構お釣りで2Bをもらうことが多いです。

 ナナ駅の2番出口(ナナプラザ方面)を出て、ちょっとユーターンして裏道へ。地図ではソイ6となっていますが、途中で曲がってソイ4に出ることが出来ます。これが一番ホテルまでの近道ですね。

 一方通行の道なので、正面から来る車に気をつけながらブラブラ歩いていきます。人通りも少ないので、夜はちょっと危険かも。(夜はいつもナナプラザ方面を歩いていたので、実際に危険なのかどうかは不明です)

 突き当たりのT字路を右折すると、左側に「ダイナスティ・イン」、右側に「バチャラスイート」が建っています。どちらも立派なホテルで、駅からも近いので利用価値は大きいように思います。距離的には駅から300mぐらいでしょうか。

 そのまま歩いていくとソイ4に出るので左折。曲がった近辺にはいくつかオープンバーがあって、夜は賑わっていますが、その先はホテルが多くなり、飲食店はなくなります。セブンイレブンがあるのですが工事中でした。

 「オムニ・ホテル」の前に、ちょうど「ロハス・スーパーホテル」の裏口があります。ここを入っていくと左側に警備員さんの詰め所があって、どうやら24時間体制で勤務している感じでした。

 部屋に戻ったのが午後2時ぐらい。シャワーを浴びて、もらってきたフリーペーパーを眺めていたら睡魔が。昼寝です。起きたら4時を過ぎていました。

 のんびりと身支度をして1階に降りましたが、ちょうどシャトルは出払っているみたいでした。そこで裏口を出て、そこで流しのタクシーを捕まえることに。

 ホテル正面にも何台かタクシーが待機しているのですが、こういったタクシーはたぶんメーターは使わないだろうと判断しました。目的地はアソーク駅のロビンソンとターミナル21です。

 ソイ4に出ると、やはり路上にタクシーが何台か停まっていて「タクシー?」と声をかけてきますが、これも「ノー」と言って断り、路上タクシーがいないところで流しのタクシーを待ちます。

 しかしタクシーの数が半端じゃない。1分と待たずに空車が来ます。迷わず右手を水平に挙げて、手のひらを下向き。おいでおいでをします。すぐにウインカーを出して停車。

 後部座席のドアを開けて「ソイ19 ロビンソン」と大声で言うと、「OK」とのこと。さらに「メーター?」についてもOK。そこまで確認して乗り込みます。こういった流れがようやく自然に出来るようになりました。

 しかしスクンビット通りに出るまでが大変ですね。なかなか進みません。ロビンソン前に到着する直前、フロントガラスに雨滴が落ちてきました。空を見ると黒雲が。
ロビンソン前でスコールに遭遇
 「まずい、どしゃ降りになる」と思ったので、素早く料金を支払い、デパートの中へ駆け込みました。入った瞬間叩きつけるような雨が。間一髪でしたが、自分の判断の良さにちょっとうれしくなりました。

 2階に上がり、しばらく熱帯のスコールを鑑賞。最近は日本でもこういった雨が増えていますから、それほど物珍しいわけではありませんが、日本と違うのはやむのが早いということ。

 一方排水が悪く、すぐに道路のあちこちに水たまりが出来ること。これでは衛生状態がなあ、という感想を持ちました。

 再びロビンソンでシャツを物色。1000Bと書いてあると、つい日本円の雰囲気で「1000円か、やはり安いな」と思ってしまうのですが、よく考えたらバーツ表示ですから実際には3000円。

 日本でも、今や1000円でYシャツが買えますから、「こりゃ駄目だ」と30分ぐらい店内をウロウロしてから、ターミナル21へ。ここでもあちこちをウロウロ。グランドフロアの近くで靴のセールをやっていたので、ここはかなり真剣に購入を検討。

 しかしこれも日本に帰ればABCマートあたりで買えそうだなと思える靴が多かったので、結局見て回るだけ。どうも日頃からショッピングをほとんどしない人間なので、商品の価値を判断することが出来ません。

 上に行ったり下に行ったりしている内に疲れ切り、時間をみたら6時を過ぎていましたので、定番?の居酒屋「夢路」さんに行くことにしました。もちろん雨は上がっています。



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