第4日目 「酒の店」からタニヤを一巡

 6時過ぎにBTSサラディーン駅に到着。先ずは夕食です。駅の高架からそのまま「タニヤプラザ」に入ります。すぐに「大戸屋」さんがあり、「ここでいいか」と思ったのですが、折角バンコクに来ているのにこれでは余り芸がないなと思い、付近を歩き回ります。

 日本人向けと思われるお店がいくつかありましたが、「よしここにしよう!」という霊感?がはたらきません。結構こういった感覚を私は信じています。

 建物内を一回りして、ゴルフ道具の多さに目を瞠りながら、ついでにポロシャツ等をチェック。意外に値段が安かったので、1枚ぐらい買っていくかと思ったのですが、買おうと思ってあらためて手に取るとデザインが気に入らない。やっぱり買い物には縁がない。

 しょうがないのでビルを出てタニヤ通りへ。まだ時間が早いので通りを歩く人はそれほど多くありません。タニヤ通りを、ぶらりぶらりと右や左の食事処を見ながら歩いていきますが、なかなか決まりません。

 結局「スリウォン通り」近くまで来てしまい、左側の「ラーメン亭」でも良いかと思ったのですが、右側角に「酒の店」を発見。というかガイドブックにも名前が良く出てくるお店です。

 一人ではどうかなと思ったのですが、「まあ試しに入ってみるか。雰囲気が悪かったらビールを飲んですぐ出てこよう」と思い入店。

 ドアを開けると左側がカウンター。お兄ちゃんに「いらっしゃいませ〜」と言われたので、「一人でもいいですか?」と聞くと、「2階へどうぞ」とのことで、右側にある階段を使って2階へ。

 すでにお客さんがいるようで、酔っぱらったお馴染みのざわめきが聞こえてきます。案内されたのは4人掛けのテーブル席。それぞれの席が衝立で仕切られているので、プライバシーに配慮が見られます。

 ただ一人でこういった席で飲んで食べるのはちょっと趣向に合わないなと感じました。この店はグループで利用する店のようです。

 それでもビール大と小、ヤキトリ、煮込み、仕上げにチャーハンと食べて、これは800Bを越すかと思っていたら請求は600Bぐらい。値段は良心的に感じました。味も日本の味で悪くないです。

 あたりから聞こえてくるのは、当然日本語ばかり。一人で飲むのはちょっとつまらないなと思いつつ、混んでいるのか料理の出が遅いので、結局ビール小瓶を追加。このあたり少し不満。

 聞くつもりはなかったのですが、大声で話す酔っぱらいが多いので、つい話の内容が聞こえてしまいます。内容は両替率だの交通状況等、現地に関する情報交換が多いようでした。予想通り旅行客は少ないようです。

 店を出たのが7時半ぐらい。通りに客引きが増えていました。今回は、どこかに入っても良いかなと思っていたのですが、「どこに行こう」とちょっと立ち止まって考えようとすると、すぐに誰かが声をかけてくるので、落ち着いて店の看板を見上げていることが出来ません。

 出来ればノーオフの「アトリエ」や「ノア」といった店を覗いてみたかったのですが、すべてビルの上の方にあり、どのエレベーターを使えばいいのか分からない。しかもこれかと思われるエレベーター周辺には、その店以外と思われる客引きさんが大勢いるので、近づいて調べるのも面倒。

 と言うことで「酒の店」を出て、左折。いったんBTSのサラディーン駅近くまで戻り、そこでユーターン。再びスりウォン通りまで反対側の歩道を歩きながら雰囲気をチェックしたものの上記の理由でスリウォン通り到着。そこを左折。



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