第4日目 人気のある子はドライ

 ナナプラザに戻り、またしても「レインボー4」へ。店に入るといつも話しかけてくる子が一人います。性格的には良さそうな子です。かつて飲み物を奢ったこともありますが、英語が通じないので会話が成立しないのが残念です。

 しばらくステージをぼ〜っと眺め、「これで最後なんだよな。次は12月かな」なんて思っていました。ビールを飲み終え会計。時刻は10時。「もう1軒だけ行くか」と思い、いつもの「レインボー2」へ。

 今回馴染みの子がやめてしまったので、行ってもしょうがないかなとは思ったのですが、なんとなく惰性で入店。いつものウエイトレスさんに案内されましたが、この日はお客さんが8割ぐらい。結構多くてステージの周りにあるテーブル席へ。

 椅子に背もたれがないのでのんびり出来ないのですが、ステージは近くなります。視力の悪い私としてはありがたい位置ですが、やはり興が乗らない。

 それでもウエイトレスさんに、「あの子はきれいで良い子だから呼べ」と言われ、「まあ話だけでもしてみるか」と呼んでみました。

 近くに来ても美しい子で、例によって名前等の情報交換。しかし私が「明日の早朝帰るので今日が最後だ」という話をすると、脈がないと判断したのか、「トイレ」と言ってそのまま席を立ってどこかへ行ってしまいます。

 美しい子は、冴えないおじさんの相手をしているより、お金持ちの若い人を探すことが大事なようです。まあそれは当然の事と心得ていますが、かなりドライな雰囲気を感じました。

 その子がいなくなって、しばらくして、もう一人呼んでみましたが状況は同じ。なんとなくですが、ソイカウボーイの「バカラ」のように、損得勘定だけで行動している女の子が増えたような気がしました。

 まあ女の子にとっては稼ぎが死活問題ですからそれが当たり前だとは思いますが、馴染みの子が人なつこかっただけに残念に感じました。

 どこの世界でも、人気が出る → 強気になる → 損得勘定に走る → サービス精神がなくなる → 客が減る、という流れを繰り返すのだと思いますが、今回はレインボー系にそれを感じたので、ちょっと残念。

 次回からは寂れつつあるパッポン系や交通に難のあるパタヤに移動でしょうか?そんなことを考えながら、ぶらりぶらりと歩いてホテルに戻りました。

 部屋に戻って、酔っぱらった頭でとにかくパッキング。お土産の類はほとんど買っていないので、来たときとほぼ同様の状態で詰め込み。

 唯一増えたのが、今後の旅行の参考にしようと思ってもらってきたフリーペーパー類。翌日のチェックインでは、荷物の重さが行きに較べて1kgだけ増えていました。

 風呂に入って汗を流して、寝たのは11時半。翌日は遅くても5時起きです



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