第2日目 「シャーク」で寛ぐ

 ちなみに、このショッピングモール自体は、私が歩いた部分よりもっと内陸に拡がりがあります。買い物好きならあちこちのんびり見て歩くのも良いかもしれません。

 私は景色と食べ物が目的でしたので、とりあえず景色はちょっとがっかりしたものの、美味しいものが食べられて一応満足。

 しかしタイのこういったショッピングモールの特徴として、案内板はあるものの、自由に持ち歩けるような案内パンフレットが置いてないので、結局闇雲に歩くことになり疲れます。一人旅だと尚更です。

 またオープンエアの川縁のお店は雰囲気は良いのですが、風がないとかなり蒸し暑いです。しかも対岸の景色もそれほど素晴らしいものではなく、場所によっては汚水の匂いもしました。

 さらに観覧車ですが、あまり利用する人はいないようで、たまにお客さんが来ると動いているように見えます。

 しかもこの動きが結構早い。タイはエスカレーターのスピードも早いように感じますが、観覧車も速いのには呆れました。
送迎船から見たアジアティックリバーフロント
 再び送迎船に乗り込みましたが、まだ帰りの時間が早いため船は少し空いています。ということは、ここは早めに行って早めに帰るのが良さそうです。

 (内陸の方からトゥクトゥクやタクシーで帰る方法もあるみたいですが、ふっかけられるという記述を見ました)

 桟橋から離れ、改めてリバーフロントの景色を見ると、本当にこのあたりだけがきらびやかで周辺は闇に沈んでいるのがよく分かりました。

 BTSに向かう間にこの後の夜遊びについて考え、昨日は「ナナ」だったので、今日は「ソイ・カウボーイ」に行ってみることにしました。

 サラディーン駅からMRTに乗り換え、スクンビット駅で下車。そのまま地上に出て右折。さらに右折をすればいつもの通りです。

 時刻は7時半過ぎ。まだちょっと早いかなと思いつつ、遅くまで遊んでいると翌日に響くので、適当に遊んで帰ることにしました。

 今回はいつもと違う店に入ろうと思って、いくつかカーテンを開けて覗いてみたのですが、時間が早いせいか、どの店もお客さんが少なく、結局バカラの近くまで来てしまいました。

 ただバカラは入り口で覗く前に飲物の注文を取られる、みたいな噂があったので敬遠して、カウボーイでは割と相性の良いお隣の「シャーク」へ。

 ここにも馴染みのウエイトレスさんがいます。すぐに見つけてくれて席に案内されました。ハイネケンを頼んで「疲れたなあ」と思いつつ、元気を与えてくれるステージを眺めます。

 いつものウエイトレスさんがビールを運んできてくれたので、とりあえずグイッと飲んでステージを見ます。ざっと見て「まあこんなもんか」と思いつつ寛いでいると、先ほどのウエートレスさんが、喉が痛いので飲物を奢ってくれと言います。

 まあ年がら年中穴蔵のような空気の悪いお店で働いているわけですから、喉を痛めるのは当然だろうなと思います。(奢ってもらうためのウソかもしれませんが、この程度なら許容範囲です。疑ってもしょうがないですし)

 コーラを奢っている内にステージのダンサーが入れ替わり。すると、ちょっと離れたところに私好みの子を発見。私はどちらかというと目鼻立ちのスッキリしたキレイ系よりも、おっとりしたぽっちゃり系(顔です)を選ぶ傾向にあります。

 年齢は自分の年齢もありますので、あまり気にしていませんが、以前違う店で呼んだ子が、正直に「37歳」と答えてくれたのにはさすがにびっくりしました。

 というわけで見るともなしに見ていると、その子も私の視線を感じたのか、単に周りを見回しただけなのかよく分かりませんが、バッチリ目と目が合いました。あった瞬間に笑う子は良いですね。すぐに鼻の下が長くなります。

 女の子が自分と私の隣の席を指さして、そこに行って良いか?というジェスチャーをするので、私もその気になっておいでおいでをします。

 横に座り込んできて改めて顔つきを見るとかなり若い。「若くて可愛いねえ」「いくつなの?」と聞いてみると22歳と答えてくれました。

 若い子ですから、関心があるのは一緒に出かけることですが、そこを何とかなだめすかしてお話。もしかするとこういった駆け引きを楽しみに通っているのかなとも思えます。

 明るい子だったのでそこそこ話も弾み楽しめましたので、チップを渡してタクシーでホテルに戻りました。今回ソイ11からスクンビット通りに右折は出来ないことを知りましたが、タクシーでアソーク方面から来ると、ソイ11に右折で入れることを知りました。もっと裏道を行くのかなと思っていましたが、意外にすんなり帰って来れたので拍子抜けです。



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