第3日目 「浪花」で夕食後
「エレクトリックブルー」へ

 マッサージを終え、軽くなった体でホテルまで歩いて戻ってシャワー。コンビニで買ってストックしておいた冷蔵庫のビールを1本飲んで昼寝。起きたら夕方5時を過ぎていました。

 ブログを書いたりしてのんびりしていたら、あっと言う間に6時過ぎ。今日の夜の予定はと考えて、第1日目「ナナ」第2日目「ソイカウボーイ」とくれば、第3日目は「パッポン」だろうと勝手に納得。

 荷物を持ってロビーに行き、6時半ホテル発のトゥクトゥクに乗車。BTSのサイアム駅で乗り換えて「サラデーン駅」で下車。3番出口を出て、先ずはタニヤをぶらぶら。

 目的地は、このサイトの掲示板で教えていただいた「浪花」というお店。タニヤのメインの通りを右折して、ちょっと路地の奧に入ったところにあるお店でしたが、憶することなく入店。

 衝立のあるテーブルに案内されましたが、ここまで来て昼に食べ過ぎたためほとんど腹が減っていないことを認識。それでも焼き鳥、イカ焼きを頼んでビールさらに焼酎まで飲んで満足。500〜600Bぐらいだったと思いますが、メモするのを忘れました。

 お店の雰囲気は感じもよく、、味も良かったです。ただ一人でテーブル席というのはちょっと居心地が悪い。まあ私の場合どこで飲んでも基本的に本を読んでいますので、周りはあまり気にならないのですが・・・。

 タニヤのメインストリートにあるお店に較べると路地に引っ込んでいる分、集客の可能性が低くなります。そこでしっかりと営業できていると言うことは、それだけの味や雰囲気、値段が評価されていると言うことだと思います。

 ただしタニヤ地区以外の居酒屋さんに較べると、やはりわずかに高いような気はします。利用しているのがほとんど日本人ですから、やむを得ないのかなとも思いますが。

 再びタニヤ通りに出て右折。まだ時間が早いせいか、路上の呼び込みもあまり激しくなく、適当に周りを見ながらスリウォン通りに出て左折。この歩道は、たいした店があるとは思えないのにいつも混んでいます。

 通りの反対側にボーイズゴーゴーというお店が集まった一角があるようなのですが、そこだけ異様に混雑していました。たくさんの人がひしめいていて、通りのこちら側まで音楽と嬌声が聞こえてきました。私は苦手です。

 日本人がよく利用すると思われる「サリカフェ」というレストランを左に見て、そこから二つめの通りを左折。パッポン2という通りのようですが、両側に薄暗いバービアが並んでいて、ちょっと怪しい雰囲気です。

 紫色の照明が多いように感じますが、バービアの中には化粧のきついお姉さん方が座っていて、時折私のような冴えないおじさんにも声を掛けてきます。ただ、この辺りは欧米人の巣窟?なのでしつこくはないです。

 実際店に足を踏み入れても、ほとんど会話が成立しないと思いますし、呼び込みのお姉さん方の顔つきは化粧が濃いせいももありますが、欧米人好みのホリの深い顔立ちが多くいるように感じられ、私には合わないなと感じます。

 と言うわけでそのバービアの一角をぶらりぶらりと歩いて通り抜け、シーロム通りに戻ってくる頃、左側に「エレクトリックブルー」、右側に「バタビング」という店があり、今年になってこのエレクトリックブルーに行く機会が増えました。

 今日は、最初これまで入ったことのない「バタビング」に入ろうと思ったのですが、店内をチラッと覗いてもあまり活気が感じられませんでした。

 しょうがないので、再びエレクトリックブルー側に戻ると、入り口でビール1杯50Bという看板を持った呼び込みが目につきました。

 これはうれしいです。ちょっと店内を覗くと、お客さんも半分ぐらい入っているように思えたので、結局ビールの値段につられて入店。

 早速50Bビールを注文。細長いグラスに入っていましたが、量としては小瓶1本程度はあると思います。値段的には破格です。銘柄は不明です。

 問題はステージですが、結構愛想の良い子がいますね。人なつっこそうです。初めてバンコクに行った8年ぐらい前、恐る恐るバカラに入店したとき感じたのと同様な雰囲気を感じました。その意味では、当時と雰囲気が完璧に逆転しています。 

 ただ全体としてのダンサーのレベルは、ナナのレインボー系や、カウボーイのバカラ、シャークにちょっと負ける感じがします。

 しかしこれもその時その時の印象ですし、顔立ちよりも気だてが良い子の方がのんびり出来ることも確かです。側に来てくれるのは嬉しいのですが、飲物を奢った瞬間に「ホテルはどこ?」と聞かれたのでは興ざめです。

 そういうこともあって、最近は自分から誰かを呼んでもらうと言うことが減ってしまったように思います。ただ向こうから微笑んできたり、アピールがあったりした場合は、素直に喜んで受け入れることにしています。

 とは言っても女の子の方だって、近づくときは若くて格好良いお客さんが良いでしょうし、そうでなければいかにもお金持ちに見える人が優先されるのだと思います。



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