第4日目 お気に入りのゴーゴーを巡回

 BTSアソーク駅で降りて、MRTの地下道をくぐって(相変わらず警備員さんがいて、バッグの中を懐中電灯で照らしたりしていますが、ほとんど形式だけです)カウボーイへ。

 目標のお店は、2日目に話が出来た子がいる「シャーク」です。店に入ったのは7時半。客席は7分の入り。ダンサーは7〜8人。

 踊っている子の中に前回話が出来た子がいました。最初は向こうも私も気がつかなかったのですが、何気なく全体を見ていたら、端っこの方にいる事が分かりました。

 前回はチップを渡したものの、話をしただけで特に盛り上がったわけでもなく、まあしみったれた初老のおじさんなど目もくれないだろうと思っていたのですが、ふとしたことで目が合うと、私が分かったらしくニコッとして手を振ります。

 思わず手を振りかして微笑み返すと、まだ時間帯が早くて、だれも奢る人がいなかったのか、ダンスの終了と共に私の横に来てお話。

 顔立ちが可愛らしいので、たぶん毎日のように引き合いがあるのではないかと思うのですが、まあラッキーでした。当たり障りのない話を30分ほどして、チップを渡して退店。ここまでは良かったです。

 次に向かったのがパッポン。地下鉄です。目的地は「エレクトリックブルー」。前回のダンスがまだ脳裏に焼き付いています。

 飲物50Bを確認して入店。ところがこの日は、目的の子はいたものの、何だか訳も分からず盛り上がっている欧米人グループがいて、やたら20Bか100Bか分かりませんが、札を持って、踊っている女の子にちょっかいを出しています。

 女の子も、お金が絡めば悪い気はしないようで、昨晩真剣に踊ってくれた女の子も、ダンスよりもその欧米人からお札をもらうことを最優先にしたため、目の醒めるようなダンスを見ることが出来ません

 楽しんでいるグループは良いのですが、それ以外の周りのお客さん達は若干白け気味。勝手にやってろよ、というような雰囲気も感じられ、私も興ざめ。

 ビール二杯を飲んで退店。よく考えると飲み過ぎです。しかし安いとつい飲んでしまいますね。この日は安いビールを呑みに行ったようなもんです。

 再び今度はサラデーン駅からサイアム駅を経由してナナ駅へ。なんとなく消化不良のもやもやした気持ちがあり、いつものレインボー2へ。しかしやはり飲み過ぎて疲れただけで、「もういいや」という感じで、ビールを1本飲んでフラフラしながら歩いてホテルへ。

 この日は満たされぬ思いを抱いてのふて寝です。



トップページヘ 9回目バンコク ジム・トンプソンの家へ