第5日目 「田ごと」で昼食

 しばらく待っていると「集まってください」というかけ声がかかりました。集まって来た日本人は、私を入れて総勢9名。残りの8名はすべて2人のグループです。

 この方の誘導に従って、先ずは外回りから概略の説明。その後靴を脱いで建物内へ。建物内は原則として写真撮影禁止だそうで、いろいろ珍しいモノがありましたが、聞いた側から忘れていってしまい、記憶に残っているのは、やはり中国との交流が盛んだったんだなと言うこと。

 もう一つ印象に残ったのは、家の裏手にある運河を使って交易品を運んでいたと言うこと。この運河は今も船が走っているようで、我々が説明を受けているときも、時折船が行き交い、波が打ち寄せていました。

 説明が分かりやすかったので割と面白いなという印象を持ちました。ツアーそのものは30分ぐらいで終了。終了後は出口付近からBTSの駅まで無料シャトルがあったので、これを利用させてもらいました。


東急へ

 時間は12時。ちょうど昼時なので、東急に入ってみることにしました。BTSの高架から店内にはいると、衣料品のセールが行われていて、内容の善し悪しは分かりませんが、値段は伊勢丹よりも安いように感じました。
東急の中にあった和食の「田ごと」の生姜焼き定食
 ただし感じただけで特に物色することはなく、それよりも昼食に関心が向かっています。

 レストランがあると思われる上階にエスカレーターで上っていくと、和食の「田ごと」というお店が目につきました。他の店も見てみましたが、「ここだ!」という店は見あたらず、結局「田ごと」へ。

 ここでビール小と生姜焼き定食を注文。定食180B、ビール120Bでした。味は普通。量は写真を見てもらえば分かる通りかなりあります。

 食後はBTSに乗りナナ駅へ。ホテルに戻って昼寝のつもりでしたが、途中左側にあるオーストラリアンパブの歩道沿いの席が空いていたので、ここでまたまたビールを飲みながら読書。

 しかし30分ほどで暑さにギブアップ。これだったらセブンイレブンで安いビールを買って、ホテルの涼しい部屋で飲みながら読書をした方が良かったなと反省。

 何も高い金を払って、暑い外でビールを飲む必要はないわけです。どうも欧米人が昼間から歩道沿いの席でビールを飲んでいる姿を見ると、つい対抗心を燃やしてしまうようです。

 部屋に戻って昼寝。起きたら4時を過ぎていました。ここでふと思いついてプレジデントパレスの先にある「ビラマーケット」まで行き、スナック菓子やチョコレートのお土産を購入。

 再び部屋に戻りブログを書いて7時に最後の夜遊びに出発。ソイ11を歩きながら途中の店に入ってみようかと思っていたのですが、これぞと思う店が見つからないうちにナナ駅まで来てしまいました。

 しょうがないのでBTSに乗ってアソークへ。向かったのは滞在中一度は行く「夢路」さん。ところがこの日は時間が遅かったせいか、カウンター席がほぼ満席。一つ空いていましたが、お隣さんがタバコをプカプカやっていたので、そのまま「また来ます」と言って出てきてしまいました。

 さて店を出たものの、それ以外に特に行く場所を考えていなかったので悩みました。悩みながらスクンビット通りに向かい、途中で「よし、それなら思い切って最後の夜だしウエスティングランデの「吉左右」で高級和食でも食べるかと思い、エレベーターへ。

 私が乗り込むと、他にもドヤドヤと7〜8人が乗り込み出発。どの階に「吉左右」があるか分からなかったので、ともかく上に上がればいいやと思っていると、最初に着いたフロアでみんな人が降りてしまいました。

 オープンのボタンを押したままでお兄ちゃんが一人私を待っていてくれたので、私が「アップ」と告げると、いったんドアを閉じかけて、慌てて「ここが最上階です」と教えてくれました。

 どうやら1階とレストラン街しか止まらない直通エレベーターだったようですが、上昇があまりにスムースだったので、私は3階ぐらいだろうと勘違いしていました。

 慌てて「サンキュー」と言って外に出ると、確かにレストラン街でした。正面にいかにも高級そうなラウンジが見えます。右手に「吉左右」に向かう優雅に曲がった階段がありますが、階段下にメニューと思しきモノがありません。

 つまり行ってみないと何があっていくらぐらいなのか分からないということで、小心者でTシャツしか着ていなかった私は、ここで階段を上がることを断念。再びスゴスゴとエレベーターに乗って地上階へ。

 ここは次回ちゃんと襟付きのシャツを着て行ってみたいと思います。



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