第3日 「ウォンウェイヤイ駅」を見学

ウォンウェィヤイ駅に向かう高架の遊歩道
写真で見るときれいですが・・・
ウォンウェイヤイ駅の切符売り場
切符売り場です

 サイアム駅からシーロム線に乗ってサパーン・タークシン方面へ。

 橋を渡って「ウォンウェイヤイ駅」で下車。そのまま改札を出て、進行方向にある高架の遊歩道を歩きます。

 周囲を歩いている人はほとんどいません。ガラ〜ンとした道の両側をものすごい勢いで車が通過していきます。

 途中に警備員さんがいましたが、何をしているのでしょう?ほとんど人気のない道を、1日特にすることもなく見張っていないといけないというのも辛そうです。

 時折表れる表示を見て、500mほど歩いて右折。階段を下りて地上へ。

 観光客の姿は全くなし。そのままさらに500ほど歩くと、左側奥に駅らしき物がありました。

 ちょっとした路地を左折すると、線路が一つ。手前にどこにでも見られる雑貨屋さん。そのちょっと奥右側にチケット売り場。

 ちょうど電車の発車時刻らしく、駆け込んでくる地元のおばさんや学生さんが多数いました。

 改札はありませんので、電車のすぐ近くまでいけます。(短時間なら乗り込んでも問題なさそうです)

 その昔、今から50年ぐらい前、東京のいわゆる山手線には省線電車(総武線だったかも)という焦げ茶のノスタルジックな電車が走っていましたが、色は違うものの、まさにその通りの電車です。

 今の東京で言えば、下町の路面電車をう〜んと昔に引き戻したような風情です。(写真で見るときれいに見えます)

 「なるほどこんな所か。ちょっと乗ってみるか」とも思ったのですが、帰りがどうなるか不安だったので諦めました。周囲はタイ語ばっかりなので、時刻表等がないと乗るのには勇気がいります。

 再び暑い中歩いて戻ったのですが、途中に軽い目眩を感じてびっくり。一瞬血圧が上がってきたのかと不安になりましたが、どうやら折からの暑さで汗をかき過ぎ、軽い脱水症状になっていたようです。

 幸いに異常に汗が出るとか、まったく汗が出ないというような極端な症状ではなかったので、気をつけながらゆっくり歩いていく事にしました。

 寒い日本から来たので、喉が渇くという感覚を忘れていました。若いときなら、こういった感覚にも鋭敏になっていると思われますが、年齢とともにセンサーの感度が落ちているようです。

 「これはいかん。こんなところで倒れるわけにはいかない」と自分を叱咤激励し、なんとか駅まで歩いて戻り、さらにBTSに乗ってサラデーン駅へ。

 駅周辺で昼を食べ、ついでに水分をたっぷり補給しようと考えました。



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