第4日 夕食は桃太郎ラーメン」

 BTSでサラデーン駅まで戻ってきました。時刻は6時半。夕食時です。タニヤ通りを歩いて適当な店に入ろうと思い、タニヤプラザを抜けて通りに出ます。

 左折して、出来ればある程度名前が知られていて、なおかつ庶民的なお店に入ろうと思い、主に右側の店を順に見ていきました。

 タニヤという街の性質上和食の店が多いことは助かります。しかし店頭でメニューを見ると、日本と同等の値段が並んでいます。

 この日は体力的な疲れと胃の疲れの両方を感じていて、昼食はホテルのウエルカムフルーツの果物を食べただけですから、本来ならもっとお腹が空いていて良さそうなものですが、実際には胃の働きが弱っているのか(連日のビールの飲み過ぎだと思います)「腹減ったあ〜!」という感覚がありません。

 というわけで、そういうときはさっぱりした寿司を少量食べるのも良いかなと思って、「すし幸」「築地」といった店の前でメニューを眺めたのですが、値段があまり日本と変わらないかそれ以上。

 ネタが良いのかなとも思えますが、にぎり寿司800B、特上1200Bというように書かれているのを見ると、さらに食欲が萎えます。

 タイのバーツ単位の円への換算は、基本的に3倍して+αを加えればよいと思っていますので、その計算で行けば上記の数字は2400円、3600円というとんでもない高い寿司になります。

 というわけで、結局選んだのがもう少し先にある「桃太郎ラーメン」。「ラーメン亭」でも良かったのですが、とりあえず新しい店に入ろうと思い選んだお店です。

 ドアを開けると、目の前にテーブルがいくつかあり、お客さんが半分ぐらい。ちょっと照明が薄暗いことを除けば、まずまずのラーメンやさんの雰囲気。

 メニューをもらって選んだのが五目そば。これが170B。日本円で510円ちょっとですから、地元の人にとっては高いラーメンなのだと思います。

 しかし食べてみると、これが日本のラーメンやさんで食べる私好みの塩味ラーメンとまったく同じ。野菜もたっぷり入り体にも良さそう。

 「ここはうまい!」と素直に思いました。大衆的な五目ラーメンが好きな方なら満足できるお店ではないでしょうか。私はまたいつか行くと思います。「ラーメン亭」よりもコクがある感じでした。

 食後、店を出てタニヤの雰囲気を感じながら、さらにパッポン方面も見てみましたが、時間的に7時半で、夜遊びのお店はまだどこも活気がありません。

 パッポン界隈のビアバーで時間をつぶそうかとも考えましたが、欧米人好みの化粧のきついお姉さんが多いので私には向かないなと判断。というわけで移動です。



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