レストランの入口付近に置いてあるメニューを確認していると、ウエイターさんが近づいてきたので「一人だよ」と言いながら後に付いていきます。
案内されたのはまさにリバーサイド。目の前を川がゆっくり流れています。「こりゃいいや」と思い、「この場所なら先ずはビールだろう」とあまり脈絡もなくビールを注文。
運ばれてきたビールを飲みながらメニューをチェック。タイ料理もあるみたいでしたが、無難なものをと考えて「ミートソースのパスタ」を注文。
オープンエアなのでちょっと暑いのですが、上には木のパラソルがかかっていて、ヨーロッパのお店のような洒落た雰囲気です。
川を見ながらビールを飲んで、さらにいつものように読書。
リバーシティ側を見ると、写真のような「ジョーズ」を模した記念撮影場所がありました。口の中と思われる所に椅子が置いてあって、ここで記念撮影が出来ます。(2014年には撤去されていました)
この辺りは確かに家具以外ほとんど見るところもないので人も少ないのですが、建物自体がきれいな雰囲気で、すぐ隣には「ロイヤル・オーキッド・シェラトン」という、これまた高級ホテルがありますので、周辺を歩いている人の雰囲気もちょっと高級。
私のようなシニアにはのんびり出来る場所だなと感じました。たぶんまた機会があれば行くと思います。個人的には「アジアティック」よりも良いなと感じました。
ちなみに上記のレストランはリバーシティの建物とホテルの間にあります。ホテルの中にも高級レストランがいくつかあると思いますので、カップルなら楽しく過ごせる場所ではないでしょうか。
満足して食事と読書を終え支払ったのが440B。パスタは美味しかったのですが、料金としては高め。雰囲気代だと思います。
レストランを出て、再びエクスプレスボート乗り場に向かっても良かったのですが、酔った頭では楽をすることしか思いつかず、リバーシティの陸側の出口を出て、フラフラと歩いていき、適当なところでタクシーに乗車。
一応地図を見てどちら向きのタクシーに乗ればよいかは考えていますが、一方通行のことは分からないので、乗ってからは運転手さん任せです。
時間は午後3時。一昨日休養を充分取ったせいか、今日は昼寝の必要性も感じません。そこでホテルに戻るついでにルンピニ公園内を歩いてみることにしました。
運転手さんは私が地図で考えたとおりの道を走ってくれ、10分ほどで地下鉄シーロム駅の出入り口がある付近に到着。
タクシーを降りて、のんびり公園内へ。前回はあちこちで集会が行われていて、ちょっと騒然とした雰囲気でしたが、この日は静かでのどかな公園でした。
改めて周囲を見るとなかなか美しい。都会のオアシスという言葉がぴったりです。
今回は地下鉄のシーロム駅からホテルのあるルンピニ駅まで、大通りに沿うように造られている遊歩道を歩いてみました。
緑が多いので、それだけでちょっと清々しい気持ちになります。