第6日 ナナプラザとカウボーイ 

 6時にホテルを出て、地下鉄でスクンビット駅へ。夕食を摂るためにターミナル21のレストラン街に入りましたが、何やら2階で人気バンドと思われるライブコンサートが行われていて、ともかくうるさい。

 取り巻くお客さんの数はかなり多かったので人気のあるバンドなのだと思いますが、音量が大きすぎます。レストラン街の一番奥に行っても、私には騒音としか思えないような音楽が聞こえてきます。

 それでも一応あちこちのレストランのメニューを覗いたりしていたのですが、どうにも我慢が出来なくなり、結局ナナへ行こうと決めてBTSへ。

 私自身は音楽好きだと自負していますが、どうもエレキギターを使って音量を上げて叫びたてるような音楽は性に合いません。

 とはいうもののゴーゴーの激しい音楽はどうなんだと問いつめられると、ちょっと答に苦しみます。まあゴーゴーの場合は音楽とはまた違った目的があります。ライブの場合は音楽性そのものが問題だと思っています。

 ただ若い頃は私も親から「うるさい!」と言われるような音楽を聞いていましたから、そういった音楽を否定するつもりはありません。
バスストップのポークチョップ
 というわけで、いったんビルの外に出て、騒音から逃れほっとします。そのままナナに移動し、ソイ4へ。ナナプラザ前を通過し、選んだお店が、今回3回目となる「バスストップ」。

 ポークチョップが美味しいという噂を聞いていたので、今回は迷わずこれを注文。シンハの生ビールを飲みながら食べましたが、たしかに美味しかったです。ただし価格はビールとあわせて450B。高いです。

 やはりこの時間なら、ハッピーアワーをやっている店で食べた方が良いなと思いながら、適当な時間読書をして退店。

 胃の調子も良いようで、やはり旅行開始後5日間ぐらい経たないと、体が海外旅行のペースにならないんだなと言うことを実感しました。

 店を出たのが7時半。夜遊びにはまだ早すぎます。それでももう後この日を含めて二晩しかありませんから、とりあえずナナプラザ中央のバービア街を一周。

 話し相手になりそうな子がいたら、そこでまたビールという魂胆でしたが、特に気を惹くような子もいなかったので、再びソイ4に出てバービア街を順に見ていくと、バスストップのちょっと手前に「HANRAHANS」という店を発見。

 今、「歩くバンコク」を見たらブリティッシュバーと書かれていました。このバーの通り側の席が空いていたので、構わず着席。ここでちょっと薄暗いのですが、ビールをまた飲みながら読書。

 ここは静かで良いですね。バスストップとは違う落ち着きを感じました。機会があったら、また行ってゆっくり飲んでみたい店です。

 8時半になったのでナナプラザへ。明日の晩はパッポンだろうなと思ったので、今日が今回最後のナナだなと思い定番のレインボー4へ。しかしどうということなく、ビール1本180B(チップ込み)で退散。時間が早かったせいかもしれません。

 さらにレインボー2へ。ここでいつもお世話になっていたママさんに遭遇。しばらく姿が見えなかったけどと言ったら腰痛で休んでいたとの事でした。

 一人愛想を振りまいてくる子がいたので飲物を奢って、ちょっと話をして「明日また来てね」と言われて、返答に詰まりましたが「たぶん」と言いつつ退店。ママさんの飲物も含めて450Bぐらい。

 そのままカウボーイへ移動。定番はシャークですが、その前に「バカラ」に入ろうかなと思い入口に近づきます。すると、入口付近のおじさんが、先に飲物を買えという指示。

 これが噂の入店前ドリンクかと思いつつ、何となく不愉快になり、そのまま諦めて隣の「シャーク」へ。

 どうも「バカラ」は、空いていると飲物を買ってからというシステムになるような気もしますが、欧米人とは対応がちょっと違う気もしますので、あまり良い印象ではありません。

 さて「シャーク」ですが、最近よく話し相手になってくれる子がいるかなと思ったのですが、売れっ子なのかいませんでした。

 代わりに半ば強引に隣に座り込んだ子に飲物を奢って、しばらく話をして退店。まあこんなもんかなと一人で納得しホテルに戻りました。



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