第4日目 映画を見てパッポンへ  

 ターミナル21の最上階に行き面白そうな映画を物色。特に事前に調べたわけではありませんので、書かれている解説を斜め読みして内容を判断。

 私は理系のせいかSF物が好きです。というわけで選んだのが「Edge of Tomorrow」。帰国してネットで調べてみたら、日本での題名は「All You need is kill」(必要なのは死)といういささか物騒な題名がついてます。

 2枚目俳優のトム・クルーズ主演の映画ですが、ちょうど来日してあちこちで映画の宣伝を行っている様子がテレビのニュースになっていました。

 私がよく利用する日本の映画館では7月4日から公開となっています。内容は主人公が死亡することによって時間が巻き戻され、少しだけ修正された新たな歴史が作られるというものです。
 
 またバンコクでは、26日からは「トランスフォーマー」をやるみたいで、これも見たかったなと思います。日本では夏休み頃の公開でしょうか?なぜタイの方が映画の配給が早いのか不明です。 

 ちなみに音声は英語、字幕はタイ語ですから、目一杯想像力を働かせてスジを追っています。映画の本編が始まる前に、国王さんの映像が必ず流れるのですが、このときは全員起立です。

 今回座席が後ろの方だったので全体を良く見渡せましたが、観光客といえどもきちんと全員立っている様子がよく分かりました。

 映画を見るためには、日本と同じように題名と時間、好みの座席を指定するだけです。値段は600円ぐらい。安いと思います。この値段を比較すると、やはり物価は日本の3分の1ぐらいなのかなと思えます。

 座席はどの辺が良いか分からないので、受付の可愛らしいお姉さんに、「どこが良いのか教えてください」と頼むと、ニコッと笑って、ちょっと照れくさそうに「ここがよいのでは」と言ってくれたので、「サンキュー」と答えて迷わず決定。

 旅先でのこういったちょっとした言葉のやりとりに「癒されるなあ」とつくづく感じるようになりました。

 映画は楽しめました。英語は2割ぐらいしか分かりませんが、雰囲気は理解できました。DVDになったら、もう一度見てみようと思っています。

 映画を見終わって、ターミナル21内でシャツを探しましたが、思うようなものは見つからず、再びホテルへ。5時ごろ戻りました。

 風呂に入って、ブログを書いたりして時間を過ごしていると、あっというまに7時ぐらい。夕食をパッポン近辺で食べて、そのまま付近を徘徊しようと計画しホテルを出ます。

 夕食場所を考えつつシーロム駅からパッポンへ向かったのですが、妙案が浮かばず、結局「サリカフェ」へ。これが3回目の利用です。

 観光客激減の影響でしょうか、あまりお客さんが入っていないようで、店員さんも手持ち無沙汰のようでした。

 今回は店内の座席に座って、「焼きそば」を注文。おいしかったです。量も日本人のおじさんとしてはちょうど良いぐらい。

 店を出て向かったのが、初めて入ってみた「キング・キャッスルU」。入り口がTと並んでいますので、どちらがどちらなのか区別がつきにくいです。

 初めての店なので、飲み物を注文してからは、その雰囲気を確認するだけにしました。基本的にはTと同じですね。良くもなく悪くもなくというところでしょうか。

 ただ連れ出すという目的はありませんので、誰かを呼ぶということもなくビールを1本飲んで、昨日良い目をみた「バダビン」へ。

 いつも側に来てくれる女の子がすぐに私を見つけ、ステージ上から昨日同様のダンスを披露してくれました。

 ニコニコしながら見ていると、ダンス終了後側に来たので飲み物を奢って、片言のお話。若いなと思っていましたが、すでに子供がいるようで、その写真を見せてくれました。

 だんなさんとは別れたと言っていましたが、ダンサーの身の上話のほとんどは「別れた」という結論になるようです。

 真偽のほどは分かりませんが、タイ社会での結婚は長続きしないのかという印象を持ってしまいます。しかし、たまたまこういった職業の女の子たちの相手がそういった類の男たちなのかもしれないなとも思います。もちろん実態は不明です。

 というわけで2杯ほど飲み物を奢ってホテルに戻りました。10時半ぐらいだったと思います。



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