第1日目 マンダリンホテルへ

 台北空港には結局30分ほど遅れて到着。乗り換えの余裕時間は50分ぐらい。途中の手荷物検査が長蛇の列で、通過に10分以上かかり、ちょっと焦りましたがゲートに到着したらちょうど搭乗時間。

 「ここからは機内も空いているかな」と予想していたのですが、日本人以外のアジア系多数。ちょうど日曜なので、皆さん旅行に出かけて帰るときだったのかもしれません。

 隣におっかなそうな中東系のおじさんが座りましたが、なんとこの方、料理の注文を「チキンと水をください」と丁寧に日本語で言っていました。フライトアテンダントの方もびっくりしたと思います。

 私もチキンを頼みましたが、これまた前回の旅行の時と同じパターンだったようです。

 台北からバンコクまでの飛行は順調。ほとんど揺れることもなく、スワンナプーム空港着陸。

 ここでも時計を見ながら移動していたのですが、飛行機のタッチダウンが現地時間の夕方5時5分。

 そのまま空港内を走り回りゲートに横付けされたのが5時15分。そこから動く歩道上を歩きながらイミグレまで移動して5時25分。

 今回は機内で「プレミアムパス」をもらうことが出来ませんでした。たぶん格安チケットだからだと思います。ただどういうわけかイミグレはかなり空いていて、前に2人しかいませんでした。

 ただしバンコクのイミグレは、何をしているのか不明ですが、審査官の動きが妙に緩慢のような気がします。早い人でも1人の通過に40秒から1分。運次第ですが、乗客側の入国審査書類に不備があると、1人で5分ぐらいかかることがあります。

 しかし今日は何とか数分で通過。5時半にターンテーブル前に到着しましたが、まだ何も運んでいませんでした。

 結局ここで10分以上待たされ、5時40分に受け取り。そのまま無申告の税関を通過し、長いエスカレーターでARLへ。途中タクシーの端末を見かけましたが、利用している人はいなかったような・・・。

 ARL(エアポートレイルリンク)に乗ったのが5時50分ぐらい。マッカサン駅到着が6時15分。そのままMRT(地下鉄)のペップリー駅へ。

 入り口で今回はスーツケースを開けるように言われてびっくり。あまり気持ちの良いものではありません。

 そのせいか、ARL内でスーツケースを抱えた旅行客は大勢いましたが、マッカサン駅からはタクシーを使う客も多いみたいです。

 地下鉄には10分ほど乗車。サムヤーン駅は初めて降りるので、果たしてホテルの場所が分かるだろうか、とちょっと不安でした。

 あらかじめホテルがある方向は調べてありましたが、ともかくバンコク市街の道は入り組んでいる事が多いので分かりにくい。

 サムヤーン駅の出口は2カ所。ホテル側の出口を出ると目の前が大通り。その通りに沿って歩いていけば良いだけですが、すでに暗くなっていて道が分かりにくい。

 歩道上を歩いていたつもりでしたが、いつの間にか大通りから斜めに左の方に進んでしまい、途中で端と気がついて、後戻り。

 歩道は広くて良いのですが、小さなブロックが敷き詰められ、それがあちこち凸凹しているので、重たくて大きなスーツケースだと苦労しそうです。

 実際その後何回もホテルを出入りしていますが、MRTの駅からスーツケースを運んでいる旅行客は滅多に見かけません。ただし距離的には予想通り100〜150mぐらいで便利です。

 というわけで、「暑いなあ。疲れたなあ」と思いながらマンダリンホテルの入り口へ。自動ドアをくぐり抜けると、すかさず係の人がスーツケースを持ってくれ、そのまま私はフロントへ。想像以上にフロントが広大で、大規模ホテルの印象です。

 フロントの美女に「サワデーカー」と挨拶され、今回初めて私も「サワデーカップ」と答える事が出来ました。いつもは「グッドイブニング」です。 



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