第8日目 カサを返して
エレクトリックブルーへ  

 スーツケースへの詰め込みを終え、早めに風呂に入り汗を流します。ちなみにエータス・ルンピニはバスタブとシャワーブースの両方があり、気分によって使い分けています。

 バスタブはかなり大きなもので、足を伸ばしてゆっくり入ることが出来、好感が持てます。

 6時半過ぎにホテルを出てMRTでシーロム駅へ。先ずは夕食ですが、最後はローカルのタイ料理だろうと考えて、スラウォン通りにある「ババナホテル」1階に併設されたレストランへ。

 これまで2回ほど利用していますが、味は良いと思っています。値段も良心的。
ババナホテル1階のレストランで食べた「魚のすり身揚げ」
 ただし昼間結構食べたので、この日は1品だけ。最近ようやく一部のタイ料理がおいしいと気がついたので、今回はその中から「魚のすり身揚げ」160Bを選択。

 これにグラスビール80B。(グラスと言ってもジョッキですが)

 ちなみにこの料理、日本で言うところのさつま揚げに近いものだと思えます。ただ熱々の揚げ物なので、すごくおいしく感じました。

 窓際の席に座って、ここでゆっくり読書をしながら、時折外を行き交う人の様子を眺めます。エアコンが効いているので、これもここを選ぶ理由になっています。

 8時近くになったので、一旦タニヤ通りへ向かいます。目的は「アトリエ」にカサを返すこと。もし昨日接客してくれた子がいたら、また1時間ほど話しをしても良いかなと思っていました。

 今回はどの辺に店の子が座っているかが分かっているので、スラウォン通り側から迷わず目的地へ向かうと、すでに5人ぐらいの子がいました。

 昨日世話になったママさんとは別の方のようですが、近づくと「アトリエです」と言ってくれたので、「昨日訪問した際借りた傘を返しに来ました」と次げて返却。

 当然ながら、「折角だからちょっと寄っていきませんか?」というお誘いがかかります。

 そこで「私はタイ語が出来ないので、昨日接客してくれた○○さんが空いているなら良いですよ」と答えたのですが、残念ながら「今接客中でちょっと待ってもらえれば」ということでした。

 そこまでして入店したいという気持ちはありませんので、「それではまた次の機会に」とかなんとか言ってその場を離れました。

 というわけで、そのまま取って返し、この日はあんまり遅くまで遊んでいられないなと思ったので、ちょっと早かったのですが8時過ぎに「エレクトリックブルー」へ。

 するといつもの子はまだステージにいない。「やっぱりちょっと早かったか」と思って、いつもの60Bドラフトビール(チャンビール)を頼んで飲んでいると、ママさんが来て、「今来て化粧中だから」と教えてくれました。

 私がこの子を好んでいるのを店中知っているようです。10分ほどして準備が整ったのか本人登場。いつものように、会話にもならない会話や、旅の指さし会話帳をつかった、よく分からないコミュニケーションを行い、「明日朝早く帰る」ということを伝えます。

 その後は適当にダンスを楽しみ、飲み物を奢り、「あ〜、この光景ともしばらくお別れか〜」と思いつつ、10時ぐらいに店を出ました。

 というわけで、8泊すなわち夜遊び8回を無事終えてホテルに戻り、スーツケースへの詰め込みの最終チェック。

 翌日の飛行機は8時半発なので、どんなに遅くても空港には7時に着きたい。だとするとホテル出発は6時15〜30分ぐらいかと逆算。

 さらにそうなると5時45分には起きないと思い携帯の目覚ましをセット。ようやく安心して寝たのが11時ですが、寝入りばな、今回の旅行の夜の出来事がいろいろと頭の中に浮かんでいました。
  



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