第2日目 「PPツアーズ」で支払い

 サラデーン駅からPPツアーズのあるシーロム64ビルに入りオフイスへ。先客がいましたがすぐに終わり私の順番。

 「エータス・ルンピニ」の宿泊料の支払いに来ましたと告げると、受け付けてくれた女性が、「ああ〜、○○さん」と言って一瞬絶句。その瞬間に嫌な予感が・・・・。

 「実はちょっと問題があって、今その説明に担当者が来ます」と言います。しかしそう言いながら、担当者と称する人がなかなか表れない。

 トラブルがあったのなら、すぐに表れて事情を説明し謝罪すべきだろうと思いましたが、どういったトラブルかも明らかにされないので、なんだか不信感だけが先走ります。

 しかし担当者は奥の方で電話でもしているのか、なかなか出てきません。しょうがないのでカウンターの椅子に座って持参した文庫本を読書。ただトラブルの内容が気になってなかなか読書に集中できません。

 10分ほど経ってようやく担当者と称する方が現れ、「エータス・ルンピニがダブルブッキングになってしまい、連絡を取ろうとしたのですが出来ませんでした」という説明です。

 私は30日に出発していますが、ダブルブッキングが判明したのは31日のようで、その日の夕方メールが送信されていました。

 しかし私のほうはすでにバウチャーも貰っていて、チェックインは1日ですから、そんな間際にダブルブッキングが生じるなんて思ってもみず、メールはチェックしていません。(ホテルチェックイン時にホテル側の都合でダブルブッキングが判明ということも稀にあるようですが)

 ましてやこれまで何回も宿泊してお世話になっている「エータス・ルンピニ」が直前になってそんなことするか?という気持ちもあり、もしかしたらPPツアーズの手配そのものが最初からいい加減だったのではとすら思えてしまいました。

 ただしこのあたりの事情は分かりません。たまたま本当にエータスルンピニに急にお金をいっぱい落とすツアー客が入ったのかもしれません。

 まあ事情は分かりませんが、もし1日の日に何も知らずにチェックインをしようとしたら、大変なことになっていたなと思いました。

 しかしPPツアーズの現地での支払期限は、チェックインの翌日までとなっていますから、そういった事態は当然考えられました。今回私がたまたま早めに支払いに行ったため1日前に判明しただけです。

 で代わりに提示されたのがホテルの位置や規模、宿泊料をPPツアーズが勝手に判断して(判断せざるを得なかったわけですが)「バンダラ・スイーツ」というホテルです。

 名前は知っていましたし、一度は泊まってみたいと思っていたホテルですが、駅から600mほど歩くのがネックになっていました。

 一応PPツアーズさんも状況を考慮して部屋をアップグレードしてくれたようで、部屋はビジネススイートとなっていました。

 部屋については、またこの後のチェックインのページで感想を書きたいと思いますが、いずれにせよそういうわけで突然のホテル変更が決定。

 しかしその後も「バウチャーを印刷しなおします」と言って奥に入ってからまた10分ほど待たされたり、金を払ってその領収証発行に時間がかかったりと、対応しているのは日本人ですが、行っている事務は妙に遅くてイライラ。

 ここはタイなんだからしょうがないし、もう過ぎたことだと自分を納得させようとは思いましたが、恐縮するだけで、事務処理が遅いのでは、「何だかなあ」という気持ちだけが募ります。

 あらためて「顧客が増えすぎて対応が追いつかないんだろう」という印象を強くしましたが、同時に私の頭の中では「安かろう」はやはり「悪かろう」だったなというイメージが出来てしまいました。

 今回は予約時のメールも、なかなか返信がなかったりしてイライラする連続でした。残念ですが、今後はこの会社を使う頻度は落ちると思います。

 というわけで、若干不愉快な気持ちを抱きながら、予想以上に手続きに時間がかかり、6時30分頃シーロム駅へ。

 Sさんとの約束は7時だったので、ちょうど良いといえばそうとも言えます。ただスクンビット駅に着いたのが6時45分ぐらいだったので、ちょっと早いかなと思い、ソイ23の方から、あちこちの店を見ながら回り込んで行くことにしました。



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