第7日目 サイアム博物館へ

 今回はバンコク旅行は最長の8泊9日という旅行でしたが、明後日がいよいよ帰国日です。前半にパタヤを入れたことで、移動時間も含めて、毎日いろいろなことを楽しむことができました。

 パタヤの雰囲気も良くわかり、素朴な子も多いようなので、また機会があったら行こうと思っています。

 さて7日目は朝8時にゆっくり起きました。エータスルンピニは寝やすいホテルだなといつも感じます。

 外からの騒音がほとんど聞こえないこと。カーテンを閉めるとほとんど光が入ってこないこと。 空調の音が「Low」にすると割と静かで、しかも風が直接顔に当たらないこと。さらにベッドそのものが寝やすいことなどが原因かなと思っています。

エータスルンピニの朝食

 ちなみに今回初めてツインの部屋でしたが、キングサイズのベッドの方がより寝やすいように感じました。

 8時半に地下の朝食会場へ。相変わらずおかずの種類が豊富にありますが、むやみに詰め込んでも胃が荒れるだけなので、いつものようにお粥を主体にして、写真のようなおかずを食べました。

 朝食後はサパーンタークシン駅からチャオプラヤエクスプレスに乗船。しかし相変わらずツーリストボートとエクスプレスボートの列の区別がはっきりしません。

 ツーリストボートでもよいのですが、乗船料が1日券とはいえ妙に高いです。

 エクスプレスボートに乗って王宮方面に向かい、バーククローン桟橋で下船。最近この周辺は再開発され「ヨートピマーン・リバーウォーク」という洒落た商業施設ができています。

 この施設はあとで見学することにして、とりあえず地図を見ながら向かったのが、今回行ってみたかった博物館の一つである「サイアム博物館」。

 桟橋からとりあえず川から離れる方向に歩いていきますが、両側には野菜や花の庶民的な市場が並んでいて、それを見るだけでも面白いですね。

 バンコクのレストランで食べる食材は、こういった市場から調達されているんだろうなと思いつつ歩いていました。サイアム博物館

 ただみなさん忙しそうに働いているので、観光客がのんびり見学していたら迷惑だなという雰囲気は感じました。

 1本内陸側の通りに出て左折すると、小さな川というか運河というかが見えてくるので、これを渡ると正面にいかめしい建物が見えてきます。

 最初は、「この建物か」と思って、危うく入りそうになりましたが、実は警察署でした。その手前の道を右折して100mほどでこぼこの歩道を歩くと、左側にようやく目指す博物館らしき建物が見えてきました。

 ただ入ったのは裏口だったようで、警備のおばさんが丁寧に、「入り口はあちらです」と教えてくれました。

 言われた方向に歩いていくと、写真のような入り口が見えてきました。周辺を歩いている人は少なかったです。
サイアム博物館で行われていたミュージックデモ
 写真右側の庇の下がエントランスとなっています。

 入り口に近づくくと、いきなり日本の「」の「ポン」という音が聞こえてきて、「ありゃりゃ、日本の音楽がBGMになっているのか」と思いました。

 中に入ると、エントランスホールで、今まさに若者たちのライブ演奏が進行中。バンドのメンバーが10数人、ホールのあちこちに散らばって、タイミュージックと思われる曲を演奏中。

 しかし面白かったのは持ちよった楽器。日本式にいうと、鼓、大正琴、バスフルート、チェロ、キーボード、パンフルート、打楽器と、まあなんでもありみたいな編成でした。



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