第1日目 アマラバンコク、パッポン

 さて、アマラバンコクですが、土地の性質上ロータリーはちょっと狭いです。しかし確かにできたばかりできれい。入口を入ると正面がフロント。左側にカフェコーナー。右側にバーと飲みもの等の売り場があります。

 フロントに出向くとアップルジュースが出てきました。スタッフのお姉さんの英語も分かりやすく問題なし。荷物を運んでくれた男性スタッフの対応も良かったです。日本人宿泊者が多いのか、日本語勉強中と言いながら、少し覚えたての日本語をエレベーター内で披露してくれました。

 案内された部屋は1116号室。エレベーターの上りと部屋のドアは、カードをかざすタイプのキーでした。ドアを開けて最初に感じたのが「狭い」。ドア係りのおじさんは親切だったので何も言いませんでしたが、日本のシティホテルぐらいの広さです。私の印象では25m2ぐらい?

 ただ最近のホテルと言うことで、日本のシティホテルのようにいろいろとコンパクトに作らているんだなと感じます。エアコンも静かで機能的な部屋です。しかし、バンコクでは広い部屋に慣れてしまったのでゆったり感がありません。

 ロケーションですが、近隣の駅はBTSのサラデーン、チョンノンシー、MRTのサムヤーン、シーロムだと思いますが、どこへ行くにも600〜800mぐらいあり、多くの人がホテル入口でタクシーを拾っていました。

 近くにはコンビニや中華系の店が多い感じです。ただ確かにパッポンまではゆるゆると歩いて行ける距離です。しかし次回利用するかと問われると、ちょっとこの部屋の広さだと悩みます。窓からの景色も11階だとあまり良いとは言えません。価格が2500B以上だったら利用しないと思います。

 とりあえず荷物を少し整理してシャワー。バスタブはありません。7時半にホテルをでて、ゆるゆるとパッポン方面に歩いてみましたが、すでに機内食を2回食べているので、あまり腹が減っていません。

 結局パッポンとタニヤの間にあるハッピービアガーデンと言うオープンエアのタイ料理レストランで野菜炒めとビール。同じような野菜が三種類あって、区別がつかなかったので、おばちゃんに「どれがおいしい」と聞いて、教えてもらったものを注文。

 野菜の種類は不明ですが、ニンニクがたっぷり入っていて、あとは野菜だけ。結構噛みごたえもありましたがおいしかったです。ただそのあとゴーゴーに行くのに、「こんなにニンニク臭くて良いかな」とちょっと不安になりました。ちなみにこれとシンハのスモールで、220Bでした。

ハッピービアガーデンの野菜炒め

 食べ終わったら8時半ぐらい。最初に入ったのがいつものバダビン。相変わらず美しい子が多いですが、お客さんはあまり多くない。時間が早いせいかい、女の子も割と冷静に踊っていてちょっと面白くない。

 この店はもう少し遅い時間(9時半ぐらい?)からが良いような気がするのですが、あまり遅くなると、ほとんどの子がお客さんの指名を受けていて、馴染みでない客はあまり相手にされません。

 と言うことは9時ごろ行って、お気に入りの子を見つけてあとはじっくり楽しむ、という方針が良いのかもしれません。私は初日はいつもあいさつ回りみたいなもんだと思っているので、全体の様子を眺めて、40分ほどで店を出ました。

 次に入ったのがキングキャッスル1。女の子の人数が増え、結構しっかり踊っています。客も多くて活気がありました。前回も感じましたが、勢いを盛り返した感じ。それでいて、結構愛想が良い子が多いです。

 しかし前回話ができた子はいないみたいで残念。まあ初日は様子見と言うことで、すぐに隣の2へ。こちらにも話が合う子がいたのですが、やはり姿が見えませんでした。残念。

 ゴーゴーの女の子たちも、こうやって通い詰めていると分かるのですが、数年でやめてしまう子と、長くはたらく子にはっきり分かれるようです。客が付くかつかないかと言う熾烈な生存競争や、気の強さもあるのではとおもっています。

 リピーターと言うか、多くのお客さんに気に入られないと、あとからあとから新しく若い子が入ってくるので、どうしても年齢が上がってくると競争と言う点で、長く在籍している子は分が悪いのだと思います。

 それでも頑張るためには、自分から積極的に客に売り込みをかけて、新しい客を得ていくしかないわけですが、そういった積極性がなかったり、自分の容姿にあまり自信がない子は、なかなかそういった行動をとることも難しいはずです。

 と言うことはいくら踊っても誰もその子を呼ばないということになり、「こりゃだめだ」となって田舎へ帰るということになるのかもしれません。つまり私が好むような気持の優しい子では長くは務まらない厳しい職場だということです。

 しかし逆に言えば、奥の方でおとなしく踊っている子で気に入った子がいれば、そういった子は呼ばれたことに感謝して献身的な?サービスをしてくれるのかもしれません。ただし私のこういった考えは多少ロマンの要素が入っていると思います。 

 というわけで、この日は10時半にホテルに戻り素直に寝ました。1日目終了です。



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