オアシスラウンジからパッポンへ

 5時を過ぎたので、まずは風呂に入って汗を流し、1階のロビーのソファーに座って少し漫画を読ませてもらいました。

 6時にホテルを出発。チョンノンシー駅に向かう途中の左側、大きな交差点の角に立っている「エンパイアタワー」というビル内に入っている「MUTEKI」という和食レストランに行ってみました。

 建物内は結構きれいで、他に数軒のレストランもあり、「これならおいしい和食が楽しめるかも」と思ったのですが、メニューを見て断念。

 寿司を主体にした高級和食店でした。ただ周囲の店に比べてお客さんは多かったので、いずれ機会があったら利用してみたいと思います。

 ちなみにトリップアドバイザーで評判を見たら、タイの人に人気がある高級寿司店というイメージのようで、値段は日本と変わらないと書かれていました。

 というわけで結局いつものようにサラデーン駅に行き、タニヤの喧騒を感じながらスラウォン通りに出て左折。ふらりふらりと歩いて、パッポンを通り越し「オアシスラウンジ」へ。

 ここでシーフードの焼うどん150Bで夕食。利用しているのは欧米人が多いのですが、アジア系の人もそこそこ見かけます。ただこの料理の味は普通でした。

オアシス・ラウンジ シーフードの焼うどん

 食後キングキャッスル2へ。店の前に1のママさんがいて、「こっちに来なさい」と腕を引かれましたが、とりあえず1を覗いてからと伝えて入店。

 しかし1に比べると、店の内装はくたびれていて、女の子の数も少ない。華やかさに欠けるなと思いながら、オレンジジュースを頼んでしばらく眺めていましたが、すぐに「まあいいか」という感じになり、1へ移動。

 昨日に引き続いて連続入店ですが、こちらはやはり人数も多く、活気を感じます。ただ案内された席が奥の方で、座席にまともに座るとステージが右斜め後ろという場所だったため、なんか興ざめ。

 昨晩話ができた子も、どうやら接客中のようで見当たらず。ステージが遠いので声をかけたいという子も見当たらず、1杯だけ飲み物を飲んで退店。

 今回の旅行では前回と同じくアルコールは一切飲んでいません。暑いタイですから、たまにビールをグイ〜っと飲みたいなと思うのですが、一昨年にクモ膜下出血という大病を経験して、今も高次脳機能障害を少し感じているので、命あっての物種と思うようになりました。

 そう言った意味もあり、旅行時には特に自分の体調や疲労度に必要以上に神経を使っています。

 しかしアルコール抜きでステージを眺めていると、頭の働きも飲酒時より明晰になるようで、ある程度ですがかなり客観的かつ冷静にステージを眺めることになります。

 女の子の容姿についても、飲酒時は「美しいな」と単純に感じることが多かったのですが、アルコール抜きだと、「なんだか化粧がきついな」とか、「性格がいまいちなのかも」とか、「煙草を吸っている」「スマホばかり見ている」といったような欠点も目に付くようになります。

 というわけで前回のタイ旅行同様、ゴーゴーへの執着心が加齢とともに、かなり薄れてしまいました。

 以前はこの店に相性の良い子がいなければ次に行こうと、ビールを飲みながら一晩で5〜6軒回りヘロヘロになってホテルに戻るということも多かったのですが、今回は「もうういいや、面倒だからホテルに戻ろう」と、すっかり気力が減退です。

 店を出てパッポン2をシーロム通り方面に歩いていくと、左側にあって、以前ずいぶん通った「エレクトリックブルー」がどうやらクローズ。新しい店になるようです。

 この店では、かつてゴーゴーの激しいダンスを見ることができ、なおかつ相性の良い子にも恵まれたので、それがパッポンのゴーゴーに耽溺するきっかけとなりました。閉店は残念です。

 ついでに通りを挟んだ反対側にある「バダビン」をカーテンの隙間から覗いてみましたが、やはりお客さんが少ない。結局パッポンはキングキャッスル1の一人勝ちになっているような気がしました。

 というわけでそのままサラデーン駅に出てBTSでホテルに戻ったのが9時半。荷物を整理して10時には寝てしまいました。



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