バンコク国立博物館 日本語ツアー

 私は仏教やお釈迦様に関する知識はほとんどないに等しかったのですが、ずいぶん勉強になりました。ちなみに説明を聞いて分かったのは、お釈迦様というのは、最初は結構恵まれた環境で育てられたお坊ちゃんだったんですね。

バンコク国立博物館 礼拝堂内の仏教画

 その人が、庶民の暮らしを見てできることを考えて悟りを開いたということのようです。とはいうものの、現存している壁画はかなり薄くなっていたり、ところどころ剥げていたりしてかなり見にくい。

 撮影も、フラッシュは使えないので結構大変。その上説明のスピードが速く、次から次へと移動していくので、なかなか撮影のタイミングもつかめません。

 さらにタイミングを探っていると話の内容を聞きそびれてしまい、なんとも大変なツアーです。ただ説明してくれる方はかなり真剣で一生懸命。レコーダーを持参すればよかったかなと後で思いました。 


 続いて向かったのが博物館入り口から見て礼拝堂の左側にある「Red House」と書かれた建物。しかし中に足を踏み入れた記憶がありません。

 そして礼拝堂の裏側にあったタイの仏教美術を展示している建物へ。ここはいくつもの部屋に分かれていて見所多数。しかしあまりににも多数あって、説明を覚えきれません。

 これはすごいなと思ったのがタイの人形劇で使われるらしい人形たち。足元の棒の近くにぶら下がっている紐を引くことによって、人形がいろいろな動きをするようです。

タイ国立博物館で展示されている人形劇の人形 

 個人的に関心があったのはタイの楽器の展示。基本的に打楽器系が多いようです。中央の木琴?の音はなかなか良い音がしたと、タイ舞踏をオプショナルツアーで見たとき感じました。

 

タイ国立博物館 民族楽器

 ただこの手の民族音楽は打楽器系が多いため、シャ〜ンとかドンとか、叩く音が主になり、西洋音楽になれた耳には、メロディーがないのが気になりました。

 さらに螺鈿細工と思われる器を鑑賞。貝の貝殻が虹色に光ることを利用したものですが、現物は画像よりもかなり美しく感じました。

タイ国立博物館 螺鈿細工の器

 最後に王室の弔事で使われるきらびやかな御座船の見学。ここは以前来た時も、「こんなもので運ぶのか」と感動した記憶があります。

 というわけで、最終的に2時間ちょっとの説明となり、御座船の部屋で解散となりました。解散直前に詳しい説明が書かれた雑誌の紹介をしてくれたので、チケットブースの横の販売所で購入。600Bでした。



ちょっとだけ夜遊び


2019年8月の旅行


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