女の子と会話(挨拶編)

 女の子が横に来たら会話の始まりです。しかし会話と言っても、タイ語が堪能な方ならいざ知らず、普通は挨拶程度だと思います。また日本から行く旅行客の大半の英会話力は日常会話程度または挨拶程度という人が多いのではないでしょうか。

 私の今の実力は英検で言うとたぶん準2級程度、TOEICは500点代ぐらいだと思います。(7〜8年前(2005年ぐらい)ちょっと奮起して英会話を勉強し、数回受験。最高点が640点ぐらいでした)

 その程度の会話力で果たして女の子と会話が出来るのか、ということが問題になるわけですが、正直なところ難しい話はほとんど出来ません。

 しかしうまくしたもので、女の子の方も日本語はほとんど駄目で、英語は中学生程度の実力なので、意外に語学力は似たようなものだと言うことが最近分かってきました。

 ということはタイ語や日本語でのコミュニケーションはほとんど望めませんが、英語なら片言の会話が出来る、ということです。しかも相手も英語はあまり得意ではありませんので、何か聞いたら欧米人のように10倍ぐらいの返答が早口で帰ってくると言うことはありません。

 つまり「名前は何?」「○○です。あなたは?」「○○です」「年は何歳?」「○○歳。あなたは?」「○○歳」というような自己紹介から始まるのですが、要するに1問1答の会話になるわけです。

 ちなみに中学校の英語では「What is your name?」なんていう構文を散々覚えさせられて英語が嫌いになった人もいると思いますが、実際の会話では、こんなまだるっこしい英語は使わないはずです。

 私なんかは「Your name?」とか「How old?」とか二言ぐらいの英語で済ませています。だいたい語尾を疑問文のように上げてあげれば間違いなく通じます。(Would Could May なんていう助動詞は使ったことがないと思います。ホテルなんかではCanを使うこともありますが、モーニングコールを頼むときでも「Morning call please」で済ませています)

 この程度なら中学生程度の会話力でなんとかなります。名前や年齢とかを聞いたら、次は「何か飲む?」(drink?)と尋ねる場合もあるでしょうし、女の子側から「コラ〜 OK?」なんて聞かれることもあります。

 最初の頃は、この「コーラ」の発音がよく分からず困りましたが、最近はまあ自己紹介の後はだいたいこんな展開になることが分かってきたので、聞き取るのが楽になりました。

 ちなみに日本語では平坦に「コーラ」と発音しますが、タイの発音は「コラア〜」という風に私には聞こえ、特にラの部分の音にちょっとアクセントがつくように聞こえます。

 そう聞かれたら「OK」と答えればいいだけです。(もちろんダメと断ることもあります。自分から呼んだ場合は基本的に断りませんが、相手が勝手に横に座り込んできたときなどは断ることがあります)すると女の子はすぐに飲み物を取りに奧のカウンターに行きます。しばらくするとコーラのコップと伝票を1枚持ってきます。

 書き忘れましたが、ビール等の飲み物を頼んだ段階で、その伝票が目の前の鉛筆立てのような箱に入っていると思います。その箱の中にコーラの伝票が加わります。

 ちなみに客が飲む場合と女の子が飲む場合では、同じコーラでも女の子の方の飲み物のほうが高い(150〜200Bぐらい)ようです。

 というわけで、飲めば飲むほど、女の子に奢れば奢るほどここに伝票がたまっていきます。羽振りがよい、または簡単に奢ってくれそうな客だと分かると、ウエイトレスさんなんかも寄ってきて、「喉が渇いたから飲み物」とか「ちょっと疲れたから飲み物」なんて言ってくることもあります。

 気分が良ければ奢ればいいし、嫌ならはっきり駄目といって、指で×の字を作れば、普通の店ならすぐに引き下がってくれると思います。調子に乗ってどんどん奢ると伝票は山のようになり、単純に1枚150Bと考えれば、10枚で1500B、日本円で4000円ぐらいになってしまいますので注意が必要です。

 なお、自分から呼ばなくても女の子の方がすり寄ってきて、「コラア〜!」と催促してくることもありますが、これも同様。駄目な場合ははっきり駄目(ノーまたは指で×印)という意思表示をした方が、お互いに楽です。

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